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クールトーク。第6弾 三人組ラップクルー・MGFの個性溢れる作業着コーディネート


値段以上の機能性とカッコよさを兼ね備えた萬年屋のクールなファッション

2016年にデビューした1010(ヒトハヒトオ)、Japssy(ジャプシー)、KSK(ケーエスケー)の三人からなるラップクルー・MGF。2017年にリリースされた「優しくしないで’95 feat.曽我部恵一」で話題となる一方、それぞれの個性的なファッションセンスが注目を集め、多数の雑誌やブランドでモデルを務めるなど幅広く活躍している。

今回はそんなMGFに、黄色い建物に「勝」の字を甲羅に背負った亀のペイントが印象的な西新宿の作業服・事務服店「萬年屋」にて、MGFのスタイリングを担当するナカタユウジとともに三者三様、独自のコーディネートを展開してもらった。

萬年屋への来店は初めてだというMGFメンバー。興味津々に店内を物色しつつ、それぞれ気になったアイテムを混ぜてのスタイリング。今回は、音楽とファッションの側面からMGFの「こだわり」に焦点を当てる。


ーみなさんそれぞれおしゃれなイメージがありますが、普段のファッションのこだわりなどを教えてください。


Japssy:僕は普段から作業着は結構着ます。とにかくコスパが最強なんですよね。安いし丈夫だしシンプルで使いまわせる。あとはバイクで移動するときにレインコートがわりに使える。安いのに機能性が高くて最高です。


KSK:僕は繋がりが見える服が好きですね。友達やお世話になった人がやっていたり、誰が作っているのかわかるブランドを大事にしています。もちろん知らない人が作っているものでもいいんですけど、洋服の背景にあるコンセプトとか、面白さを僕はいつも見ていますね。


1010:僕は出来るだけ無地で、出来るだけでかいもの。ズボンを太くしたらそれに合う服が大きくなってしまって。逆に服大きくしたらそれに合うズボンが大きくなって。そうしているうちに大きいものしか着なくなっていきましたね(笑)。




―『WONDER PEACE CREATION』のMVでも作業着を着られています。あの衣装はどういう経緯で決まったのでしょう?

ナカタ:作業着をワークウェアと言うと認識が変わるかと思います。カーハートやディッキーズだってそもそもワークウェアだし、タフで機能的だからストリートシーンを席巻したのも自然なことかと。そんな文脈もあり、かの有名なビースティーボーイズのお三方も作業着を着用していました。MVでは黄色を使いたいという要望があったので、あのお揃いのワークウェアを採用しました。


ーナカタさんはデビューからずっとMGFのスタイリングをされているそうですが、ナカタさんのスタイリングの魅力をお伺いしても良いですか?

KSK:余計なことなくやっぱりかっこいいですよね。僕らは(ナカタさんのことを)信頼していて、ほぼ自分たちの身内の一人がやっている感じなんですよね。それぞれの個性を生かしたスタイリングをしてもらっているし、僕らも(ナカタ)ユウジくんの選ぶ服を着たいから着ています。


ナカタ: 三人のスタイリングはとても楽しいです。最重要にしているのは(メンバーが)喜ぶ服を選ぶようにしていること。僕は彼らのスタイリングに関しては、応援するというか背中を押す作業だと思っているので。あとは彼らのファッションで気を付けているのはカッコ良くしすぎないことです。本当にかっこいいやつはそんなにかっこつけないと思うので。カッコつけないカッコよさ、みたいな感じです。ライブでスタイリングする時に意識するのは、お客さんの期待を超えることです。ファンの皆さんはMVで何を着ているだとか『POPEYE』にモデルとして起用されていたことなどを知ってる方も多いので。


ーファッションのことをお伺いしただけでも三人ともそれぞれ個性がありますが、楽曲を作る際に三人の個性をどう落とし込まれているのでしょうか?

KSK: MGFとしては三人それぞれバラバラでOKだと思っているので、あまりまとめようとはしていないです。それぞれ好き勝手にやっていて、合わせてちょっとだけ馴染むようにするっていうのはありますが、みんな別ルートから同じところに向かっていく感じです。曲ごとにどういうニュアンスで、どういうことを全体的に伝えていこうっていうのを話し合ったりはします。


ー楽曲ごとに指針を決められているんですね。MGFの音楽はどのようなことを意識されて作られているのでしょうか。

KSK:割と前向きなことは言っている方だと思います。ネガティブな曲でも落ち切らないギリギリで、みたいなのが多いかな。

1010:「自分たちはこれが良いと思うけどどう?」くらいのノリで曲出してます。あとは歌詞も、普通のラップよりも結構抽象的な歌詞が多いクルーなので。普通のラップの歌詞だとそのままの意味で捉えるリスナーも多いと思うんですけど。もっと自由に捉えられるような音楽を作っている感覚でいます。

Japssy:こちら側の意図とリスナーの捉え方が違ったりするのも面白いですね。それも、そういう抽象的な音楽だからこそなんでしょうね。


ー今後の活動を教えてください。

KSK:今は3rdアルバムを制作中です。この前出した『Real Estate』の続きのような世界観で作っています。楽しみにしていただければと思います。

―最後に今回の「作業着ルック」のこだわりをそれぞれ教えていただけますか。


Japssy:黒いつなぎはもう単純にかっこいいですよね。近未来的であり、機能的であり。サングラスも宇宙的で面白いですよね。でも、ただ変わってるってだけじゃなくて今っぽい部分もあり。それはナカタさんの采配かなって思っています。

ナカタ:ここ数年マルジェラなどのメゾンブランドなどでも、テッキーでスペーシーなデザインのアイテムをよく見かけます。ちょっと前までは敬遠されてきたアイテムも、そういった時代の流れとともに市民権を得てきたものがあるのも事実かなと。そんなギリギリのアイテムなどを楽しむのが今の気分かもしれないですね。


KSK:ベストは最近流行ってるじゃないですか。実際今日、初めて着てみてこれほしいなって思うくらいしっくりきました。

ナカタ:普段着れないようなスタイルを楽しんでもらいました。頭に巻いているものは、髪のボリュームを抑えてその上からキャップをかぶるドゥーラグっぽさもありますね。シルエットがかっこよくて新鮮なのがいいのかなと。


1010:今日はもうほぼ私服に近いですね。なんの違和感もないです。

ナカタ:(他の二人とは違って)普段着として着られるようなシルエットをしているアイテムですよね。作業着店なのに、意外と普通に着られるような服があるというのが面白いポイントなのかなと思います。


MGF
1010(ヒトワヒトオ)、Japssy(ジャプシー)、KSK(ケーエスケー)の3人からなるラップユニット。2016年にデビューし、「優しくしないで’95 feat.曽我部恵一」などで大きな話題を集め、その頭角を現した。ささやかなユーモアと秘めたる闘志で退屈な日常を痛快に切り開いていく、モラトリアム群像劇を展開する。また、ユニークかつ洗練されたファッションセンスも魅力の一つであり、多数の雑誌やブランドからも注目を集めている。

https://mgf.tokyo

萬年屋
https://www.mannen-ya.co.jp

Text:Ririko Sasabuchi
Photo:Eisuke Asaoka


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