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週に8回でも立ち寄りたくなる場所 LUG hatagaya

渋谷・新宿へのアクセスが良いわりに住みやすい ”三角エリア” があるという。初台、幡ヶ谷、笹塚、代々木上原を結ぶと浮かび上がるスポットがそれにあたる。代々木上原以外のエリアは意外にもあまり知られておらず、家賃も比較的抑えめで若い人たちが住むにはうってつけの場所ともいえる。歩いても約20分あれば移動できる三角エリアの中心に位置するのが、今回紹介する「Cafe, Restaurant & Bar LUG hatagaya」である。名前の通り、本格的な食事からカフェ、バー利用までどのシーンでも活用できる飲食店だ。自転車専門店 BLUE LUGが手がける飲食店はどのようにして生まれ、何をコンセプトに営まれているのだろうか?


ー自転車のその先でも人と繋がれる場所をつくりたい


BLUE LUGは路面店のオープンから1~2年で瞬く間に、多い時は1日に数百人もが訪れる人気店となっていた。常連も日に日に増えていく中でオーナーの足利は「もっと町の人達と継続的に関わり、地域社会に根ざしたい」と考えるようになった。飲食店であれば自転車屋さんよりも日常に溶け込むことができるのではないかということで、LUG hatagayaが誕生する。ディナータイムはこだわりのクラフトビールや自然派ワインと共に本格的なビストロを楽しむことができる一方で、ランチにはあえて和食を提供し、昼も夜も行きたくなるような店づくりを意識しているそうだ。「格好つけて背伸びしてこれる場所ではなく、いかに地域社会に根づくか」をテーマとしているからこそ、フードもドリンクも飽きがこない工夫が凝らされている。


ーラム酒マニアによる心からのオススメ


LUGに入り、まず目に入るのは壁一面にストックされた約200種類のラム酒。なぜラム酒にこだわろうと思ったのだろうか?「単純にバーテンスタッフがめちゃくちゃラムが好きなんですよ」と足利は笑いながら教えてくれた。

「自転車もそうだけど、何事も下心なく本当に好きで突き詰めたものって厚みがあるじゃないですか。だから流行り廃りに関係なく、”自分が好きなものを相手にも好きになってもらえたら嬉しい” という純粋な気持ちでお客さんに勧めることができるし、好きになってもらうための工夫も楽しみながら自ずとできるんです」

LUGでは飲んだことがない人でもトライしやすいようにと、ラムを使ったカクテルの種類も豊富に用意されている。ラム初心者へのオススメは「ラム・ハイボール」。ハイボールではウイスキーを使用するが、こちらはラム酒をソーダとレモンで割ったカクテルだ。ラム酒のコクを味わいつつもスッキリと飲みやすくまとまっているので、まずはこちらから試してみてほしい。


ー手づくりで作り上げられた温かなインテリア

ホイールを利用したLUGならではのインテリア

壊れたドアノブはなんと綱でリカバリー

店内のインテリアは自転車屋の面影が随所に散りばめられている。ホイールやフレームが飾られていたり、カウンターチェアを装ったサドルがあったり。これらの内装はスタッフ達がDIYで作ったものが多数だといい、手作りの温かみもまたLUGの居心地の良さに一役買っているのだろう。


BLUE LUGと同じく、LUGも自転車のフレームを繋ぐ金具のラグが由来。名前の通り、スタッフとお客さん、地域とお店、はたまたお客さん同士が繋がれる温かさが感じられるお店である。店内のインテリア2017年11月にはカフェの一部を改築した自転車修理屋さんが併設され、食事をしながら愛車のメンテナンスを待つこともできるようになったので、ぜひサイクリングがてら立ち寄ってみてはいかがだろうか。

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