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最高の借景とメニューで非日常を体感 地域密着型のミクスチャーカフェ

四季それぞれで趣きを変える美しい景観の大阪・靱公園に近接したカフェ「CAFE SIK」。西洋とオリエンタルなカルチャーが絶妙にミックスされた、異国情緒満点の空間と美味しい料理でSNSを中心に話題となっている。非日常を体験でき、リフレッシュさせてくれるこのカフェはどのように誕生したのだろうか? 今回、オーナー三神大さんとプロデューサー重野究仁さんにCAFE SIKのコンセプトやこの場所にこだわる理由、さらに、KODE読者のために考案してもらった特別メニューなど、いろいろとお話を伺ってきた。


―まず、「CAFE SIK」いつ頃、どういった経緯でオープンしたのですか? 

三神「オープンしたのは2015年9月なので、もう丸3年経ちましたね。」


―「CAFE SIK」の名前の由来は?“SIK”はスラングで、すごくいいとかクールのような使い方をしますが、そこからですか?

重野「そうです。スラングを使うなんてベタですが、響きがよかったので(笑)。”chic(シック)”とも聞こえるし、カフェ病って意味にもなるし。シックって言いやすいから良いなと思いました。」

―どういったコンセプトなのですか?

重野「あくまでコンセプト“的”なものなんですが、“MIXTURE”です。お客様にはわかりやすく、東洋的なものと西洋的なものをミックスする、みたいな感じで伝えていますが、意味としては“交錯”ですね。もう二元論的にものを語る時代でもないので、いろいろなものが交錯しているのは当たり前ですよね。いろいろな人の価値観をはじめ、様々な様式が入り混じることで、新しい価値観や印象が創れたらいいなぁ、という想いがあります。」


―レンガ造りの外観やアジアンテイストなインテリアなど、様々な国のテイストがミックスされていて、まさに重野さんたちの想いがそのまま形になっていますよね。

重野「まあ、自分の趣味も思いっきり入っていますね(笑)。場所が日本なので、こういう造りのほうが非日常感を演出しやすい、というのはありますね。逆に海外だったら、ロケーションと合えば日本的な様式にすると思います。」

―めちゃくちゃ両極端なんですね(笑)。海外にはよく行くんですか? 

重野「年に3回くらいは必ず旅行に行きます。行く場所はバラバラですけど、この間はベトナムに行ったし、直近だと上海、香港、ロンドンなんかにも行きました。」

―海外のいろいろな場所に行っている、ということがインスピレーションになって、お店の雰囲気に反映されているところはありますか? 
 
重野「そうですね。シンガポールとか、欧米諸国が関わっていたアジアの国って、洋風とオリエンタルな雰囲気が混ざっているじゃないですか? それは意図的にミックスしたわけではなく、自然とそうなったわけで。だから僕も海外でいろいろな物事を見て、吸収してきたものが自然と表現された結果、今のカフェの雰囲気になっている、というところはあります。」


―なるほど。そしてカフェにはテラスもあり、森に囲まれているかのような開放感がありますよね。なぜテラスを作ろうと思ったのですか?

重野「借景が理由です。靱公園はもともと空軍の飛行場だったんです。それで終戦を迎えて、その頃から木々が切られることなく、ずっと守られているんです。だから木の背がすごく高い。この風景をお客様に楽しんでいただけなかったら、ここで店をやる資格はないとまで思っています(笑)。」

―料理も美味しいと話題ですが、どのようなメニューを提供しているんですか?

三神「ランチはハンバーガー、ディナーは点心や中華料理を提供していて、共にご好評をいただいています。カフェめしという先入観を持ってお店に入ると、その本格的な味に、いい意味でのギャップを感じるかと(笑)。食材も近県や西日本のものを選んだり、できるだけ化学調味料の使用は控えています。だからやっていることはレストランに近いと思います。また、今年に入ってソムリエがチームに加わりましたので、ワインとのペアリングも楽しんでいただけるようになりました。」

―そして今回、北海道ミントを使用したティー、ハンバーガー&ポテトのプレートの特別ランチメニューを考えていただきましたが、どのようなコンセプトのもと考案したのか教えてください。

三神「ランチで人気のバーガープレートでボリュームのあるものを選びました。肉の味がしっかりしていますし、ほんの少しピリッと辛いソースでアクセントを効かせています。そして食後にすっきりしていただくために、ミントティーをご用意しました。」


―ハンバーガーはパティやバンズにもこだわっていますよね。


重野「パティはバーガーソースとの相性を考えて、牛肉ベースの特製のものを使用しています。バンズはバンズ界では有名なパン屋さんにお願いしています。ポテトはホクホク感を楽しんでもらうために、思いっきり厚切りのものを選んでいます。」


―北海道産ミントを使用したミントティーの作り方を教えてください。

重野「北海道滝沢町産の和ミント、日本一の早摘み緑茶である鹿児島県産知覧茶、強炭酸水を1:1:3の割合で混ぜて作ります。そこにミントを飾れば出来上がりです。知覧茶を濃い目に煮出すのがポイントです。シロップはお好みで」


―かなりすっきりしそうな一杯ですね。

重野「そうですね。和ミントはすごく希少であまりないんですよ。作っているのが北海道の滝沢町で、世界の9割くらいのシェアを占める産地なんです。」

―豊かな自然を持った北海道という土壌もいいんでしょうね。

重野「うん。シーズンが終わったらなかなか手に入らなくなってしまうけど、その和ハッカを使っているんです。あまりごちゃごちゃミックスするとミント本来の味わいがなくなってしまうので、そこは意識して作りましたね。ぜひ味わってほしいです」


―それでは最後に、訪れる人たちにとって「CAFE SIK」はどのような存在になればいいなと考えていますか?
 
三神「オープンから3年経って、だいぶ近隣の方々にいらしていただけるようになってきました。「CAFE SIK」に行けば知り合いが誰かしらいて、つい話し込んでしまい、そのまま気付いたらみんなで飲んでいた。そんなついつい長居をしてしまう場所になれたらなと。地域の方々にとって、もっと日常の一部分のような存在になれればと思っています」

今回、KODE読者限定で北海道ミントを使用したティーとハンバーガー&ポテトの特別ランチプレートが楽しめるお食事チケットを30組60名にプレゼント。

詳細はKODEメンバーに登録/ログインしてチェック。





三神 大
株式会社アソボラボ代表取締役。「犬と人が楽しく豊かに暮らせる日本の文化をつくる」をミッションに2005年にペットグッズ、フードの製造・卸売・販売とペット事業に特化したコンサルティングを行なう『アソボラボ』を設立。また、2008年より動物関連の専門学校で講師として未来のペット業界人の育成に励んでいる。
http://www.asobolabo.com/

重野 究仁
CAFE SIKプロデューサー。ファッション業界にて様々なブランドの立ち上げ、マネジメントに携わる傍ら、2015年に大阪京町堀にて「CAFE SIK」をオープン。以降、同店のディレクション、運営を担当。

CAFE SIK
06-6441-9100
大阪府大阪市西区京町堀1-14-27
平日11:30~22:00(L.O.21:00)、土日祝11:30~21:00(L.O.20:00)
月曜定休(祝日の場合は営業、翌日定休)
http://cafesik.com/

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