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飲めるほどに柔らかい?!和菓子の新しい可能性に挑むIt Wokashi


クラシックで堅いイメージがある和菓子。そんな和菓子のイメージを覆そうと奮闘するプロジェクト「It Wokashi」をご存知だろうか。九品仏駅近くにある小さなお店には「飲めるほど柔らかい」と謳われる大福が販売されており、SNSを中心に広がりを見せている。It Wokashiに携わる和菓子職人・竹口久嗣とブランドプロデューサーの井上豪希に話を伺った。


―It Wokashiの立ち上げのきっかけを教えてください。

竹口:従来ある和菓子でもっと新しいことに挑戦したいと思ったんですよね。僕は和菓子職人なので、どう考えても今までの和菓子と似たり寄ったりになってしまって、ずっとモヤモヤしていました。そんな時に(井上)豪希君に出会いました。

井上:僕は仕事をする上で「ワクワクするかしないか」ということと、「その人のことを好きになれるかなれないか」というのを大事にしていて。僕自身和菓子が大好きなので、竹口さんの「和菓子をどうにかしたい」っていうその想いに共感しましたし、やっぱり竹口さんのことを好きだなって思ったので一緒に「新しい和菓子を作ろう」という方向に向かっていきました。


ーそんな思いから始まったIt Wokashiでは、現在「飲めるほど柔らかい」大福が看板商品となっています。こちらはどのようにして誕生したのでしょうか?


竹口:もともと三重の大徳屋長久でも「粒餡&クリーム」のふわふわを追求した大福は売っていたんです。それを企画会議の時にたまたまおやつとして持っていったら、豪希くんと桃ちゃん(It Wokashiを一緒に手がけられている井上さんの奥さん)が「これや!」って盛り上がって(笑)。


井上:そうなんです。でもそれが三重では、手で持てない・柔らかすぎてくっつくってクレームになっていたらしくて。その話を聞いた後に食べたらこれがめちゃくちゃ美味しかったんですよね。これをもっと昇華させて、あえて「持てない」っていうのをデメリットじゃなくてメリットに変えていく逆の発想から始まって、今のこの形に落ち着きました。


ーなるほど、そんな偶然もあって生まれたんですね。また、It Wokashiの大福の特徴のもう一つに「胡麻&マンゴー」や「苺&ピンクペッパー」など個性的な味の掛け合わせがあります。

井上:味は全て僕が考えました。僕の特技に脳内調味というものがあって。あれとあれを掛け合わせたらこんな味になるんじゃないかっていうのが(脳内で)想像がつくんですよね。だから実は、自分で試作は一個もしてないです。そもそも、味より先に商品のパッケージの色から決めて、そのデザインルールにのっとった味を作っていくっていうことがしたかったんですよね。


竹口:新しいエッセンスが欲しかったから味は豪希くんにお任せしました。でも、最初一つ一つの味を聞いたとき、率直に驚きましたけどね(笑)。ピンクペッパーって言われた時には、「それってスーパーで買えるの?」って聞きましたもん(笑)。

井上:僕の中では脳内調味ができているので想像の味があったのですが、その味を表現してもらうのは大変でしたね…。

竹口:めちゃくちゃ悩んで試行錯誤しました。味の方向性が決まってから実現までは2〜3ヶ月くらいかかりましたね。


ーちなみにこの大福のおすすめの食べ方はありますか?

竹口:やっぱり、購入してくれる人が自分の好きなところで好きなように食べるのが一番いいんじゃないかなって思っています。ただ強いていうなら、この大福には「冷凍」「半解凍」「解凍」の三段階の食べ方があるんですけど、半解凍は、アイスのようで大福という絶妙な食感でおすすめです。

井上:僕のおすすめも半解凍です。温かい飲み物と合わせると、飲み物の温度で大福が本当に溶けるんです!これは是非体験してもらいたいです。


ーそれぞれの思うIt Wokashiの魅力を教えてください。

竹口:(新しいことに)挑戦している和菓子というのが一番の魅力だと思います。実際に和菓子業界の人からは「竹口なんかしでかしとんぞ」って噂になっているようで、広がっているんだなって実感します。これをきっかけとして、和菓子自体が盛り上がって、様々なことに挑戦するような職人がもっともっと増えれば良いなと思ってます。

井上:僕も竹口さんと同じです。It Wokashiは、世の中に既成概念がたくさんある中でも、そこから逸脱するとこんなに美味しいものができるよっていう提案でもあります。あとは、和菓子が好きな人に食べてもらえればわかると思うんですけど、やっぱり美味しい。単純にこの美味しさが魅力なのかなって思います。


ー今後のIt Wokashiが楽しみですね。

竹口:この大福に次ぐ商品を開発していくことが大事ですよね。ここで止まらなずに、It Wokashiっていうブランドが認知されていけば良いなと思います。

井上:そうですね。どんどん認知されて、今後どこかのタイミングで海外などにも臨んでいければと思ってます。


https://itwokashi.official.ec
Instagram: @it_wokashi

Text: Ririko Sasabuchi
Photo: Yoshimi Kikuchi

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