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【DJ-202が当たる】世界的音楽プロデューサーstarRoが2020年に見つけた新しい音楽との向き合い方

ネット以外の部分で音楽が広がり音楽で繋がれる可能性を追求したい



第59回グラミー賞「最優秀リミックス・レコーディング部門」ノミネート、2018年には日本でもメジャー・レーベルとの契約、そしてSTUTSやAlfred Beach Sandalなどの注目のアーティストとのコラボなど、様々な話題で世界的に活躍する音楽プロデューサー、starRo。LAから日本に拠点を移し、新たに活動の場を広げようとした矢先、コロナウイルスの影響で国内での活動自粛を余儀なくされた2020年。ライブやクラブでの音楽活動が難しい、今後大きく変わりゆく音楽シーンの中で、世界を股に掛け活躍してきた彼は何を思うのか。その胸の内を聞いた。


ーコロナウイルスの影響で、ライブができなかったりクラブの営業が難しかったり音楽シーンに多大な影響があった2020年ですが、starRoさんにとってどんな年でしたか?

2年前にLAから日本へと拠点を移すために、東京に家を構えたんです。東京をベースにLAを行ったり来たりする新しい活動のスタイルを構築したかったのですが、模索している中でコロナ禍になってしまったので、色々考えていたことが崩れてしまった1年でしたね。もともとLAにいた時から、LAと東京、アムステルダムの3拠点をベースに、動きながらいろんなインスピレーションを得て活動していたので、ずっと同じところに留まるということは逆に新鮮でしたね。

ーどのような活動をしていたのですか?

今までのように1箇所に留まって、物理的に安定した中で活動することがはじめての経験でした。こうジッとした中で何ができるのか、これから音楽とどのように向き合っていくのかを考える1年になりましたね。当たり前ですけど、将来ってわからないじゃないですか。コロナ禍になって、今まで以上に将来が見えず不安になっている人が多いと思うんです。でも、もともと僕らミュージシャンの仕事って、いつどうなるかわからないのが当たり前なはずだったんですけど、今まで以上にそれがハッキリしましたね。「お前らはこういう活動をしているんだぞ」って、誰かに言われているような感覚でした。そんな中で自分は「何ができるのか」、「何がしたいのか」をハッキリさせる良い機会でした。


ー何がしたいか見つかりましたか?

まず物理的に人々が外に出なくなった今、自分の音楽をどのように広めていくかって考えたんです。インターネットを経由して、繋がったり情報を得たりするのは当たり前な時代でしたが、自粛以降はよりそこに依存した世の中になったと思うんです。だから当然、インターネットで広めるというのを意識してしまうと思うんですけど、自分の場合はネットに頼った情報の広がり方に距離を置きたくなってしまったんです。これでは、リアルな情報を得ることができなくなってしまったり、リアルに人と繋がれなくなってしまうと思ったんです。


本当に大事な人としか会う機会がなくなっていく今だから、本当に自分の音楽を聴きたいと思ってくれる人のために、ネットで広く配信するよりも、ライブとか直接的に音楽を届けられる状況を大切にしたいなと考えたんです。もちろんコロナ禍の今はライブはやりづらい状況ではあるんですけど、直接音楽を聴いた人が感動して、それを直接誰かに伝える。そういうネット以外の部分で広がって繋がっていくことを、追求していきたいんです。少数だったとしても濃いファンたちと長く繋がれる関係を作っていきたいので、今できることを準備している状況です。

ー具体的にどんなことですか?

1つは、別名義ではじめた『POPS研究会』というプロジェクトです。楽曲のプロデュースだけではなくて、自分で歌もやっているので、今は歌の練習もしているんです。もう1つが、2020はクラブの営業が難しいということもあり、野外のイベントに呼ばれることが多くなりました。盛り上げたり踊ってもらうことを意識したクラブとは違い、自然の中でライブやDJをやることで、音の癒しの力とかヒーリングの効果という部分を強く感じるようになってきたんです。今は音楽の医療的な方面に興味があって。例えば、特定の周波数を流すことで癒しの効果があるとか。コロナウイルスのこともありエンターテイメントとしての音楽が難しい状況だからこそ、人間に良い影響を与えられる音楽というのがもっと広がっていく気がします。それがクラブミュージックをはじめとした様々なジャンルの音楽にも大きな影響を与えると思うんです。


ーグラミー賞ノミネートの際とは、考え方が変わったということでしょうか?

当時とは全然違いますね。音楽を仕事にするようになって約6年ぐらいなんですが、グラミー賞の話しがきて以来、自分の意図する以上の大きな流れがきたんです。当時、音楽で収入を得られることが嬉しくて、興奮していたこともあり、プロデューサーだからこそ有名な人をプロデュースするようにしたり、稼いでなんぼという風に考えていたんだと思います。でも、このやり方ってできる人とできない人がいるって気がついたんです。トップチャートに入るような楽曲のビートって意外にシンプルな曲が多いので、「こんな曲、自分でも作れる」と思う人も実際にたくさんいるんです。でも技術的に作れるかどうかではないんですよね。ポップアーティストのためにシンプルな曲を作った時に、自分の中で満足感がないというか。それを仕事のためと割り切れる人もいれば、割り切れない人もいるんですよ。自分がそういう人間性ということに気がついたんです。音楽で食べていくことと一言で言っても、いろんなやり方があるっていうことをグラミー賞の後に考えるようになりましたね。もちろん、憧れのグラミー賞でしたが。でも自分の音楽性と人間性に気がつくキッカケとなったのもグラミー賞でしたね。




ーそもそもstarRoさんが音楽をはじめたキッカケはなんだったんですか?

父親が音楽をやっていたので、物心ついた時から音楽は身近にありましたね。7歳からピアノをはじめたり、音楽を作るのも中高生の頃からやってたので、趣味としてずっと音楽をやってはいたんです。それが2010年代にサウンドクラウドが出来たことがキッカケとなり、本格的に音楽活動をはじめることになったんです。それまではレコード会社やレーベルとの繋がりがないと、曲の発表さえ出来なかったんです。当時は僕もデモなどを送ったりしていたのですが、反応はありませんでした。でもサウンドクラウドにアップするようになって、世界中の人たちが曲に対してコメントをくれるようになったんです。どうせ誰も聴いてくれていないと、その時は思っていたのですが、誰かが聴いてくれていると知って、どんどんアップするようになったんです。それからどんどん広まっていき、音楽の活動が忙しくなってきたタイミングで、当時勤めていた会社を辞めて、音楽だけで食べていくようになった感じですね。




ー今回の読者プレゼントであるRolandの『DJ-202』を愛用しているとお聞きしました。使いはじめたキッカケを教えてください。

LAで活動していた時にRolandからサポートを受けていたんです。それで『DJ-202』より大きいサイズの『DJ-808』のリリースの際に、声を掛けて頂いて商品のデモンストレーションを行なったことがあるんです。今も『DJ-808』をメインで使っているのですが、会場によっては大き過ぎて移動に不便なことも多いです。それでもう少し小さいDJコントローラーを探していた時に、ちょうど『DJ-202』が発売したんです。その時に購入して、もう3~4年使ってます。


ー愛用し続ける理由も教えてください。

ライブをする際もDJをする際も全く操作上問題ないのはもちろんですが、軽くて持ち運びが便利で電源も必要ないところが良いですね。LAのサンタモニカの桟橋で、『DJ-202』とラップトップと電池駆動のスピーカーを使い、ゲリラライブもやったこともあれば、今年やった野外イベントでもかなり重宝しましたね。今はキャンプブームじゃないですか。音楽もキャンプも好きな人にはすごくオススメですね。


ーそれでは最後に、2021年に向けて考えている活動があれば教えてください。

まだ詳しくは言えないのですが、先ほど話したヒーリング音楽を使った、五感で音楽を感じることが可能なイベントをやろうと考えていて、そのための楽曲を作っています。ライブができない今、家で音楽を楽しむのに物足りなくなってしまう理由は、低音の振動だと思うんです。家の中でもフィジカルに音楽を感じることができれば、クラブ以上にリラックスして音楽に没入できる可能性もあると思うんです。今は2021年に向けてレベルアップした音楽体験を届けられるように準備をしています。


starRo
横浜出身、ロサンゼルス拠点のプロデューサー。2013年にジャネット・ジャクソンのリミックスがネット上で話題になったのをきっかけに、現在世界で最も注目されるレーベルSoulectionと契約。同年12月にリリースしたWhite Label EP(SoundCloud 限定デジタルリリース)は1ヶ月で24万回再生を記録し、SoulectionのWhite Labelシリーズの代表的作品となり、それ以降オルタナR&B、Future Soulシーン内外から注目を浴び続ける。300万再生を記録したフランク・オーシャンのリミックスやDisclosure Remixなどのリミックスワークだけにとどまらず、インストトラック、シンガー・ラッパーをフィーチャーしたオリジナルソングの作曲、往年の名曲のカバーなど、制作スタイルも多岐にわたり、今後はメジャーアーティストへの楽曲提供&共作なども期待される。70~80年代のエレクトリックジャズを彷彿させるジャジーなコードワーク、Hip Hop/R&B/Trap/House/Ambient/Post Rockなど様々なジャンルを全て消化したジャンルレスなスタイル、多少エクスペリメンタルな要素を入れつつマスリスナーにもアピールできる聴きやすいサウンドが特徴。

Instagram:https://www.instagram.com/starro/?hl=ja
SoundCloud:https://www.soundcloud.com/starro
Youtube:https://www.youtube.com/watch?v=Wl_7CH_dt00

強い好奇心を持ち音楽を続けてきたことでグラミー賞ノミネートという誇るべき経歴まで辿りついたstarRoさん。今、KODEでも好奇心を刺激するモノが当たる「冬のオモシロ好奇心アイテム」キャンペーンを実施中。KODEメンバー限定で、starRoさんも愛用する「DJ-202」をプレゼント。さぁ、今すぐチェック!


応募期間:2020年11月26日(木)10:00 ~ 2021年3月8日(月)9:59
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