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okadadaの自炊しながらの選曲時間

数々のレギュラーパーティ、ULTRA JAPANへの出演、世界中のフェスやパーティから引っ張りだこのシカゴのDJ、Black Madonnaとのツーマンも記憶に新しいDJ okadadaは、事あるごとに「自炊最高」と説く。DJが自炊?「どうして?」と聞くと「トラックメーカーやDJはみんな自炊してますよ。大事な時間です」とのこと。okadadaにとって、家で一人で食材に向き合うその時間の意義とは? 

okadadaと自炊

大学2年生から一人暮らしを始めたokadadaは当然その頃から自炊を始める。実家では料理をすることはまったくなかったが、長い一人暮らしのお陰で始めた時より今では料理に慣れてきた。「DJの生活は時間に余裕があるんです」と語るokadadaは自炊のマイ・ルールがあるそうだ。

「料理はレシピ通りに作ると美味しくなる。これは間違いないと思っています。もちろんレシピの手順や食材を変えると、味も変わるのは当然なのですが、確立されたレシピを通りに料理するとまずハズレがない。さらにそのおいしいレシピを自分で作ると2割増しでおいしい」とレシピ通りにする重要性を語る。

そのストリクトなレシピへのこだわりは、レシピ共有サイトのものではなく、食品メーカーが運営しているインターネットの献立のサイトを参考にするというこだわり。我流のレシピにもいいところはあるが、参考にするのはプロが考え抜いたレシピだそうだ。

okadadaのDJには型破りなところがあるように見えるが、その半面料理に関しては基本に忠実な感じだそう。その理由は「DJとしてはベタから外していくスタイルかもしれませんが、基本はベタがありきと思っている」と自身のDJと調理スタイルは似ていると言う。

okadadaに衝撃を与えた追い油の有効性

okadadaの得意料理は麻婆豆腐。彼のスタイルは陳建一氏のスタイルという。ジューシーなレンゲで掬って食べるタイプの麻婆豆腐よりも、まるで「ひき肉に味がついている」キーマカレーのような麻婆豆腐が好きなんだそう。調理の最後に麻婆豆腐を固めて山椒をちらしてから、「追い油」をしてグツグツさせるスタイル。「油で豆腐をコーティングするんです」。そうすると豆腐が壊れないそうだ。

「昔テレビで<追い油>の有効性を衝撃的な方法で実証していました」と突然、昔に受けた衝撃を語ってくれた。テレビでokadadaが見たのは、「追い油をした麻婆豆腐」と「追い油をしない麻婆豆腐」をそれぞれレコードの視聴用のターンテーブルに乗せてDJがスクラッチをする姿。驚くような方法で麻婆豆腐の豆腐が壊れるか壊れないかを実証していたという。それを見てokadadaは「追い油、、、なるほど」と異常に納得し、自身のレシピに取り入れたそうだ。


okadadaにとっての自炊の時間とは?

「手間と時間を掛けさえすれば、自炊って、ちょっとお店より安くなるし、美味しいし、満足感を得るには一番効率の良い時間の過ごし方」だと彼は説く。またその時間はDJとしての自分にとっても大切な時間だそうだ。「料理をしている時間は、逆にリラックスしながら音楽を聴ける時間でもあるので、DJとしても大切な時間です」。

ちょうど今日はokadadaは余り物の鶏肉とキノコのバター醤油炒めを作ったそう。音楽を聴いている時もあれば、ラジオを聴いている時もある。YouTubeなんかで音楽ライブストリーミングチャンネルのBoiler Roomを流していることもあります。ただ逆に音楽に集中しすぎてしまうこともあるので、ラジオのトークをながら聴きしていることが多いです。


仕事である音楽を、料理をしながら「ながら聴き」することで、曲の良い点、新しい曲の新しい発見があるから自炊の時間は逆に大事なんだそう。最近だとokadadaは発売を楽しみにしていたラッパー/トラックメーカーのPUNPEEのアルバム『MODERN TIMES』を聴いていたそう。CDやレコードの他にBEATPORTという音楽配信サイトで新譜音源を聴いたり、Spotifyのチャートをダラっと掛けて、自炊中に耳に入ってきた気になったものを後でチェックするスタイルで自炊の時間を大切に使っているそうだ。

オカダダ (okadada)

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