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サウンドスタジオノア責任者が考案した楽器のリサイクルグッズが面白い

いつの時代もユニークなアイディアや自由な発想を武器に、自分だけのオリジナリティを追求するのがストリートの醍醐味。唯一のルールは自分の気持ちとルーツに嘘をつかないこと。例えば、それがリサイクルしたアイテムであっても、そこには無二のオリジナリティがある。

古くから多くのミュージシャンを支えてきたサウンドスタジオノアの責任者でもある佐山さんが手掛ける会社、NICE COMPANYが生み出した壊れた楽器を使ったエコブランド『エコ・ミュージック』は、音楽好きであれば誰もが驚くようなアイディアが溢れている。中でもコアなファンから支持を集めているのが割れたドラムのシンバルやスティックをリサイクルしたアイテムやアクセサリーだ。なぜこのようなユニークなアイテムが誕生したのか。制作者の佐山さんを直撃した。


消費されるだけの音楽活動を
リサイクルして新しい形へ



ーそもそも使用できなくなった楽器のリサイクルというアイディアは、どのように生まれたんですか?

「2008年ぐらいからエコ・ミュージックという名でスタートした活動なんです。一生懸命ドラムを練習していると、折れたドラムスティックが溜まっていくんですけど、それをすぐに捨てるのではなく、とっておくドラマーが多いんです。ある時、某有名バンドのドラマーの人達が”今から多摩川に行って折れたドラムスティックを燃やして、ドラム供養をするんですよ”っていうことを言っていて。話を聞くと年に1度、溜まった折れたスティックの供養をしているそうで。すごいピュアな話しだなと思い感銘を受けたんです。それでスタジオのゴミ箱には折れたドラムスティックが山のようにあったのを思い出したんです。捨てるのではなく活かすアイディアは、そこから生まれたんです。最初は折れたスティックから、ボールペンを作ったりラッキーチャームを作ったりというアイディアが生まれたんです」

ーシンバルのグッズもその延長に生まれたアイディアなんですね。

「リハーサルスタジオをやっていると年間に、シンバルのゴミが2トンぐらい出るんですよ。1枚1万円のシンバルがどんどん捨てられていくのを見ていたんです。日本ではシンバルは輸入品がほとんどなので、回収してもう一回シンバルにすることができないらしいんですよ。回収する費用がとんでもなくかかるらしくて。廃棄するにしてもそれ以上の金額がかかる。じゃあ、リサイクルすることで、アーティストのグッズなどにしていこうっていうアイディアが生まれたんです」


ーシンバルから生まれた商品って例えばどんな物があるんですか?

「キーホルダーやアクセサリーとかですね。特に人気なのはドッグタグです。ドラム特有の筋で、自分の愛用しているシンバルと同じメーカーだってわかる人も多いので、それを理由に買っていく人も多いですよ」

ーどれも需要はやっぱりミュージシャンなんですか?

「そもそも売っているところがHP以外だと、イシバシ楽器とか島村楽器とか、そういう楽器屋にしか置いていないので、ミュージシャンが多いと思います」

ーエコ・ミュージックは他にどんな商品がありますか?

「100%ペットボトル材を使ったピックだったり、ドラムスティックのペン、キーホルダーとかいろんな物がありますね。一番に人気なのはMOKUSEIDERZ(モクセイダーズ)というドラムスティックを使った木製プラモデルです。僕らが作っている物ってマニアックな物が多いかもしれないですね(笑)」

ーアーティストのグッズになっているという話も出ましたが、例えばどんなミュージシャンのグッズになりましたか?


「超有名ロックバンドや、最近は女優としても活躍されている女性ドラマーのグッズだったり、その他にも本当に多くのミュージシャンやバンドのイベントグッズになりましたね。アーティストの人がドラムスティックとかシンバルとか、壊れた物を貯めて置いてくれる人が多いんですよ。それを僕らがグッズにして、アーティストの方々のチャリティーのために新しい形に生み出すんですよ。過去にはBEAMSともドラムスティックペンでコラボしたこともありましたね」


KODE読者のために新しいシンバルグッズを開発!
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