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okadadaが語るアナログとデジタル

「ブルックリンのDJデュオ、Downwell79'sのミックスCDにこの曲が入ってて、この曲にはまってしまったんです。そしてすぐにCDで購入しました」。しかし、CDを買ってこの曲を聴いた時には、それほどの驚きや感動がなかったという。「どうしてかな、って考えたときに、おそらくそのミックスCDはすべてレコードを録音して作られているんじゃないかな」と推測したそうだ。当時ちょうどPrinceが急逝する前の時期。Princeのレコードもそこまで高騰しておらず、探し当てることが出来たと言う。そして購入したばかりのレコードに針を落とすと、「これこれ!」と流れる音に胸を高鳴らせた。


「アルバム通して素晴らしいのですが、特に4曲目、”The Ballad Of Dorothy Parker”の80年代特有のドラムマシンの使い方や音がすごく好きなんです。レコードのちょっと柔らかい音質や、解像度が高すぎない特徴が、そのドラムマシンの音にぴったり来るのかな」。わざわざCD音源に対してレコードノイズを付けて、レコード風に試して聴いてみたもののフィーリング全然違ったが、このレコードから流れる音には満足した。

「基本的にはCDもレコードも本来は同じデータが入っているはずなんですが、データはデータが得意な音、レコードはレコードの得意な音があるようです。特に80年代の音楽は、レコードの暖かくて、データと比べるとちょっと荒めの解像度がピッタリ合うんですよね」と語る。


「音楽マニアの人はよくやることなのかもしれませんが、自分はCDで買ったアルバムをレコードで買うっていうのは特別な音楽にしかしません。全部それをしていたら破産しますし。(笑)けど、コレというものはレコードでもデータでも購入して手元に置いておきます」と語る。okadadaはデータとアナログの両方の良いところがあると言うが、DJならでは繊細な音の違いへのこだわりは、その音楽の魅力を余すところなく楽しみたいという純粋な気持ちから来るようだ。

オカダダ (okadada)

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