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関口シンゴがセレクトする 思わず目を引くレコードジャケット


「ジャケ買い」から広がる出会い

店頭に並んでいる商品のパッケージやジャケットに惹かれて、思いがけず購入してしまうというような経験はないだろうか。知りたいことは指一本で検索できてしまう時代だ。そんな中で、中身を知るまでにワクワクしたり、時には思いもよらぬ出会いが潜んでいたりする「ジャケ買い」は、驚きや発見をダイレクトに感じられる一つの楽しみといえる。 今回は、バンドOvallのギタリストであり、あいみょんや藤原さくらなどの楽曲をプロデュースする関口シンゴとともに、下北沢のレコード屋[フラッシュ・ディスク・ランチ]で思わず目を引くような魅力を持ったレコードジャケット探しを行なった。


関口 学生の時は、よくレコード屋さんに通ってましたね。今は、Ovallのメンバーとライブで地方に行った時にその土地のレコード屋さんに行って楽しんだりします。


「普段外に出ないので、こうやって久々にレコード屋さんに来ると楽しいですね(笑)」と関口さん。

店内を物色して気になった数枚をセレクト。その後、徒歩5分ほどの距離にあるソウルバー[リトル・ソウル・カフェ]へ移動し、選んだレコードジャケットや曲についての魅力を伺った。


―さて、先ほど選んでいただいたレコードを聴きつつお話を伺いたいと思います。最初はどちらを流しましょうか。

関口 1枚目はビル・エヴァンスの『INTERPLAY』です。アート作品っぽい模様がいくつか描かれているのがすごくいいなと思って。ジャズのレコードって顔写真のものがけっこう多い印象があるけど、僕はこういうちょっとアートっぽいものが好みですね。


―関口さんはこのレコードの一曲目が好きなんだそうですね。

関口 『You and the Night and the Music』という曲なのですが、これはいわゆるジャズのスタンダードでマイナー調の曲なんですけれど。それがすごくかっこいいんですよね。最初にジャズを弾きたいと思ったときは、こういう曲が憧れでした。


―音楽に興味を持ち始めたきっかけは何でしたか。

関口 始まりは中2の時に聞いていたX JAPANでしたね。その影響でギターを始めて。でも、その前から家では音楽が流れているのが日常ではありました。親父はビートルズが大好きで、日曜の朝になると必ずビートルズがかかっているような家庭でした。僕は「もう、うるさいなぁ」と思って、長く聴かない時期があったんですけど(笑)。今では好きになりました。


―では、次のものをかけてみますか。このジャケットはどんな理由で選ばれましたか。

関口 2枚目はボブ・ジェームスとアール・クルーの『One on One』です。部屋に置きたいと思うようなおしゃれさがありますよね。レコードのジャケットって立派な形で飾られていなくても、普通に壁にかけておくだけでも素敵ですよね。


―こちらのアルバムの魅力はどんなところにあるのでしょうか。

関口 よく行くジャズ喫茶で、このアルバムが流れていて。けっこうスムースな感じなんです。思いっきりジャズというよりは、ちょっとフュージョンっぽくて、自然に耳に入ってきやすい印象があるんですよね。BGMのような心地よさがすごく好きです。


―関口さんの作られる音楽も、日常になじむような雰囲気を持っている印象があります。

関口 自分の音楽も、すごく真剣に聞いてもらいたいという部分もあれば、わりと適当に流していてもいい感じだったらいいなという思いもあります。BGMのように聴ける音楽も、じっくり向き合って聴くような音楽も、どちらにも魅力はありますよね。





―普段から「ジャケ買い」はされますか。

関口 しますね。少し前まで、中身を気軽に聴ける環境じゃなかったので。だから、情報といったら誰が参加しているかくらいなので、ジャケットのかっこよさで買うというのが多かった印象があります。中身を開けて聴くまで何もわからないっていうのも予期せぬ出会いがあって良いですよね。


―確かに「ジャケ買い」には、予想できない驚きや発見がありますね。

関口 自分じゃ手が出ない、選ばないものが入ってくるのでいいなと思います。


関口シンゴ
Ovallのメンバー。ギタリスト、コンポーザー、プロデューサーとしても活躍。ジャズ、ソウル、ロック、ポップスなどを独自のセンスで解釈した音作りが世界中から賞賛され、プロデューサー、ギタリストとしてChara、矢野顕子、あいみょんなどをサポートしている。2015年に自身初のソロアルバムをリリースし、タイアップなどで話題となる。現在、次のソロアルバムに向けて楽曲制作中。

http://shingosekiguchi.com
Instagram: @shingo.sekiguchi
Twitter: @vusik_music

Text: Ririko Sasabuchi
Photo: Eisuke Asaoka


Location:
フラッシュ・ディスク・ランチ
https://www.facebook.com/flashdiscranch
リトル・ソウル・カフェ
http://littlesoulcafe.com/index.html


「ジャケ買い」を通して、パッケージの魅力や楽しみ方を感じることができた。
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本キャンペーンは終了しました。


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