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STEEEZOがポケットシンセサイザーで奏でるHIPHOP


サイズは小さいが侮るなかれ!本格派ポケットシンセサイザーのスペック

[teenage engineering]よりリリースされているシンセサイザー[OP-1]を自由自在に操り、誰しもを酔いしれさせるサウンドを放ち続けるSTEEEZO。驚異的なテクニックで、その領域のトップランナーとして君臨する彼へインタビュー。またドラムマシンPO-12の魅力についても話を聞いた。


ー抜群のセンスをお持ちだと感じますが、音楽は小さい頃からやられていたのでしょうか。

小学校中学校と、特別に音楽はやっていません。高校生くらいの頃にクラブに遊びに行くようになって、そこでHIP HOP の DJ をはじめてからですね。ラップグループを10代の時に組んでいたのですが、オリジナルのトラックが欲しいじゃないですか。その時から曲作りを始めるようになりました。


ー当時はどんな音楽を聴いていたんですか。

特別このアーティスト、とかはあまりなくって。ジャンルレスにいろいろ聴いていました。23歳まで北海道の釧路に住んでいたんですけど、釧路って人口が17万人くらいの小さな街なので、当時は一つのクラブでヒップホップからテクノまで、全部のイベントがありまして。だからクラブでいろいろな音を聴いてましたね。当時は90年代のヒップホップを特に聴いていました。そのころリリースされた Flying Lotus “Cosmogramma” とか Grooveman Spot “Change Situations”, James Blake “James Blake” などでサウンドデザインに深く興味を惹かれるようになりました。


ーポケットシンセサイザーを使い始めたのはいつからですか。

2012年くらいです。OP-1 が日本で流通し始めたのが、2011年の後半頃〜2013年頃だったと思います。


ーもともと欲しいアイテムだったんですか。

そうですね、NAMM SHOW で発表されてデザインがとても魅力的なマシンだと思って。OP-1は何ができるかというと、シンセサイザーとドラムマシンとサンプラー、MTR が一体になっているマシンです。これだけで曲が作れて。価格は一台10万以上。機能を考えれば全然安くてプロの方だったら普通に買える価格なんですけど、一般の方が楽しみで買うのにはちょっとハードルが高いじゃないですか。それに対してPO-12を始めとした、このポケットオペレーターシリーズは59ドル、日本円だったら7000円とかから買うことができます。PO-12はドラムマシンなので、ドラムの音を鳴らすことができるのはもちろん、自分でドラムのパターンを作って、そしてクラブのようなサウンドシステムでも充分に鳴らすことができるサウンドが出ます。


—簡単に使い方を教えていただいてもよろしいですか。

左端の4×4マスのボタンそれぞれに音が入っていて、押して光ったところが鳴るという仕組みです。ステップ入力というんですけど、あらかじめパターンを入力して音を出すこともできるし、リアルタイムで演奏しながら音をパターンに入れていくことも可能です。


ールックスも素敵ですよね。

基盤むき出しのミニマムなデザインもいいですよね。これを作っているのは[teenage engineering]という会社なのですが、創業メンバーがストックホルムのファッションブランド[アクネ]などの広告デザインをやっていた人たちで。ファッショナブルだし、とてもプロダクトとして完成されている。こんなポップな雰囲気に関わらず、音はめちゃめちゃ良いんです。クラブで鳴らしても、全く問題がないくらい。


ーPO-12の魅力を一言でお願いします。

子供から本格的なプロの方まで使える。本当にポケットに入る、ポケットオペレーター。それで音も素晴らしいのでオススメです。


ー音を作る行為はやっぱり楽しいですか。

楽しいです。もちろんhiphopの手法としてのサンプリングにも面白さは感じています。レコード屋に行くこともあるし、ネットデジタル音源も買いますし。レコード以外にもサンプリングすることもある。サンプリングしないと出来ない音像、音というものがあって。DJ PREMIER や J DILLA みたいな先駆者の人たちがたくさんいて。その人たちのオマージュだったり、アップデートして現代の最終形を提示するという意味合いでは、とても価値を感じています。誰かの料理を、再構築して新たに別の料理にして、さらに美味しくしたり新しい価値を生み出すのがサンプリングの良さなので。


ー曲作りでこだわっていることはなんですか。

音像です。そして音の質感、グルーヴですね。自分が作っている音楽はループミュージックなんですけど、同じループだけどバランスが違うと同じに聞こえないという。ちょっと鳴らしてみたらわかりやすいかも。(と言って機材を手に取る)シンセサイザーの音、ドラムの音、ベースの音、あとポーンという音。この4つの重なりで自分は表現をしている。それぞれが一個ずつ独立して鳴っているんですけど、音の入り方やテンポの違いで全く別物になる、聞こえ方が違うんです。同じ音がループしているのに、進んでいっているように聞こえるはず。絵とか写真は固定されたものだし、動画はその空間を写しているもの。それに対して音はたった10秒とか20秒、同じ音がループしているだけでも、音の抜き差しがあるだけで別のものに聞こえちゃう。それがすごい面白い。


ーこれからはどんなことをやっていきたいですか。

最近 Sample3ple.com というクリエイティブチームを初めて。自分は音とかビジュアル周りをやっています。多彩なチームで、CMなどの音源の提供だったり空間のプロデュース、あとはアパレルやファッション関係のアイテムを提供していくところが目先のメインになっていくと思っています。メンバーは皆、個々に活躍している人たちなので、集まったら足し算というより掛け算のようにいろいろなことができたら。正に音が重なって、別のもの、新しいものを生み出していくイメージですね。




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応募期間:2019年3月1日(金) 11:00 ~ 2019年4月16日(火) 9:59

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STEEEZO “EEE”
[teenage engineering] よりリリースされているシンセサイザー [OP-1] のマエストロとして知られるトラックメーカーでありサウンドエンジニア。クリエイティブチーム [Sample3ple.com] をラッパー CHILIほかデザイナーと開始 。今年2月には山梨出身のラッパー CHILIとのサウンドプロジェクト [chili x STEEEZO] にて、[stillichimiya] の屋台骨 [BIG BEN] とコラボレーションし"CHIC CITY”を配信リリース。同Music Video は Mr.麿 [stillichimiya / スタジオ石] が監修。


http://steeezo946.tumblr.com
instagram@steeezo_946

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