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VaVa ー 現実とゲームを行き来するヒップホップ

Creative Drug Storeに所属するトラックメーカー/ラッパーのVaVaは、2012年からビートメイカーとして活動を開始し、THE OTOGIBANASHI’Sのアルバム『TOY BOX』や『BUSINESS CLASS』ではリード曲「Department」のプロデュースを担当。2017年にはVaVa自身のラップによる全曲セルフ・プロデュースの1stラップアルバム「low mind boi」をリリース。2018年にはEP『Virtual』『Idiot』を連続リリースし、12月にはEP『Universe』をリリースする。今最も勢いあるアーティストだ。

VaVaのラップの歌詞やサンプリングにはゲームを題材にしたものが多数あらわれる。VaVaにゲームと音楽について聞いてみると、現実から逃避するためにゲームへの好奇心がエスカレートしていった様子が受けてとれる。終始楽しそうに話してくれたVaVaへのオリジナルインタビュー。


初めて買ったゲームは何ですか?

小3の時に誕生日ゲームボーイアドバンスを買ってもらって、お年玉でロックマンエグゼ3を買いました。それまでは7つ年の離れた兄がゲームしているのをずっと見ていました。小さい頃は『ポケモン金・銀』、『ポケモン ルビー・サファイア』の話が盛り上がっていました。どちらかいうと2DのRPGゲームが一番好きです。2Dのほうが自分的には想像力が広がるんですよ。最近のゲームはやりこみ要素が無限にあって、やり出すと音楽の制作できなくなっちゃうから。(笑)


ゲームと音楽制作について教えてください。

書くリリックに困ったとき、他のミュージシャンやラッパーの人も本を読んだり、映画を見たりしてインスピレーションを受けるってことがあると思うんですが、自分はそれがゲームなんです。ゲームの登場人物への感情移入が歌詞の想像力になっています。もちろん自分の経験もリリックに盛り込んでいるんですが、自分がやったゲームを思い出したりとかゲーム実況動画をチェックしたりします。一人で家で制作していると孤独なんで、ゲーム実況動画にはそういう意味でも助けられています。 自分でラップを始めてリリックを書く時に、「音楽以外にやりたいことってなんにもないな」と思ってちょっと悩んでたんですよ。「自分はゲームばっかりして、何かの役に立つことなんかしてないな」と思ってたら、「自分がやってきたゲームを題材にしてリリック書けるじゃん」って思って隠さないようにしました。ギャングスタ・ラッパーのように「オレオレ」って言える人生送ってきたわけじゃないんで。


ゲーム音楽をサンプリングすることを意識し始めた楽曲などはありますか?

最初はヒップホップ・ベースのネタのサンプリングからスタートしました。ゲームのサンプリングやゲームの内容からインスピレーションを歌詞にちゃんとしたのは、『現実 Feelin' on my mind』からです。ゲームのサンプリングで1枚アルバムを作ってみようと思っていて、あるゲームの実況を見ながら作曲していたんです。そうしてたらそのゲームの世界観がデパートで武器を買ったりする現実世界がそのままRPGになったといういう感じで。それがかなり歌詞に影響を与えてます。学校生活もそもそも楽しいと思ったことがなかったんで、RPGの主人公かギャングスタ・ラップに憧れを持っていました。つまらない世界から離れたいとか、強くなりたいって想像していたんで、その現実感とRPGっていうフィクションの世界に自分が入ってったらどうなるか、みたいなことを考えてました。この曲をリリースしてから、ファンの方がそのゲームのフィギュアを買ってプレゼントしてくれたりして嬉しかったです。


一番やりこんだゲームは?

一番のお気に入りゲームはやっぱりプレイステーションの『Final Fantasy VII』(FF7)です。親しみやすさはドラクエシリーズのほうがあると思うんですよ。絵柄もかわいいし。けどFFシリーズはファンタジー感ももちろんあるんですが、リアルな現実感もあるんですよ。プレイ時間的にもFF7一番やりこんだ作品です。


世界中で愛されるFF7を題材にした音楽作品はヒップホップのシーンでもたくさん出ていますが、おすすめはありますか?

Lost Perceptionというレーベルから出ているFF7のリミックス・アルバムはよく聞き返したりしています。



フジロックで見たFlying LotusがFF7の曲をリミックスしてプレイしていたんですが、それには度肝を抜かれました。出音がめちゃくちゃすごくて、それが自分のビートの作り方が変わりました。それまではスカスカなビートを作っていたのですが、低音を意識して作るようになりました。まだまだ思考錯誤中ですが。



FF7以外のゲームをサンプリングした楽曲で印象に残っている曲は他にはありますか?

B.I.G JOEさんの『LOST DOPE』は本当に喰らいました。サンプリングされているゲームは自分の世代のゲームではないんですが、『大乱闘スマッシュブラザーズ』でそのゲームのキャラを知って、そこから逆にディグって行った感じです。秋葉原のスーパーポテトっていうレトロゲームがたくさんおいてある店があるんですけど、そこに月1くらいに行ってました。そこに置いてあるスーパーファミコンソフトは、セーブ用バッテリーを交換してあるんで安心して買えるんですよ。


今後の活動について教えてください。

2018年の最後の悪あがきということで、僕のEP『Universe』が完成して本当に良かったなあ、、と。

大好きな先輩たち、そして仲間とこうやって音楽を作らせてもらえる自分は幸せ者だな、とつくづく感じております...。2018年は自分がRapをする曲を本当に多く作りましたが、この一年間の気持ちは忘れないで今後に向き合いたいですね。

ビート関連の直近だとKID FRESINOのアルバムから「Retarded」のビートであったり、ERAさんのアルバムでは2曲produceさせて頂きました。

今年は作曲の方にも力を入れていきたいですね。
2019年も皆さん宜しくお願いします!!




VaVa - Idiot




VaVa - Virtual


VaVa - Universe (Available on 2018.12.26)
https://summit.lnk.to/Universe


"VVORLD" Release Party
日時:2019年2月23日(土)0:00〜@代官山UNIT
チケット情報:前売 ¥2,800
Release LIVE:
VaVa
Guest LIVE:
OMSB
DJ:
tofubeats
KID FRESINO
okadada
shakke-n-wardaa
UNICE:
CreativeDrugStore
____
●チケット情報:
1/8(火) AM 10:00発売開始
Pコード:139-426
Lコード:71794
e+
https://www.unit-tokyo.com/schedule/793/


VaVa
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