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シンゴスターのルーツ・ミュージック「ディーボ」

「ポップ」で「カワイイ」をキーワードに、TV番組やCFのアニメーションなど、様々なメディアでユニークな作品を作り続ける注目の映像制作会社ODDJOB INC。代表のシンゴスターの音楽的ルーツはTVから流れてきた1曲の洋楽ヒットだった。

「僕が子供の時自分のお金で初めて買った洋楽がバグルスの『ラジオスターの悲劇』で。テレビで流れてたPVを見て、いとこの洋楽好きなお兄ちゃんに歌って聞かせて曲名を教えてもらった」。早速買って来たレコードに針を下ろした瞬間、シンゴスターは運命的なものを感じたという。「シンセサイザーの音楽とポップなところと、ちょっと50’s風なところも、僕の好きな要素が全部入ってた。ボーカルのトレヴァー・ホーンがメガネをかけてるナード感も」


―人生の指針となるフェイバリットアーティスト

Bugglesに似たアーティストを探している中で出会ったディーボは、その後のシンゴスターの人生の方向性をも決定づけることになる。

「ディーボは音楽からビデオからコンセプトまで彼らが作るもの全部、これが僕の道だって勝手に思ったの。色々脱線もしたけど、基本的にはいまも僕はディーボのマーク・マザーズボウの歩んだ道を辿ってるんだ。音楽もそうだし、ポップカルチャーも。いまマーク・マザーズボウは自分たちで制作会社を作って、ミュータントミュジーカっていうスタジオをやってるんだけど、ニコロデオンの『Yo Gabba Gabba!』の音楽とか、ウェス・アンダーソンの映画音楽とか、コンバースとかマックのCMとか、カワイイものの音楽は大体あの人が作ってるんだよ」

熱っぽく語るシンゴスターのモットーは、初めてバグルスのレコードを買った小学生の頃から会社を経営する現在に至るまで変わらない。

「なんかのインタビューで、マーク・マザーズボウが言ってたんだけど『繊細にならず、考えすぎず、でも世間で何が流行ってるかだけは常にアンテナ張ってなさい』って、やっぱこの人はすごいなと」

この一言が彼の人生に影響を与えたのは今までのアウトプットからわかるだろう。ODDJOBの今後の動きに注目だ。


TEXT:東京ブロンクス
PHOTO:寺沢美遊

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