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サイプレス上野が収集する秘蔵のプロレスグッズ

2017年、ファースト・アルバムを出して以来、実に10年目にしてメジャー・デビューを果たしたラッパーのサイプレス上野。熱いキャラクターと堅実なショーマンシップ、ヒップホップに限らないカルチャーの引き出しの多さが特徴だが、影響を受けたもののひとつが幼い頃から観続けているプロレスで、遂には新日本プロレス・東京ドーム大会のオフィシャル・テーマソングを手掛けるまでになった。そんな彼がいま買い集めているのが小学生時代、夢中になっていたプロレス団体<世界格闘技連合 W★ING>のオフィシャル・グッズだという。



ー当時斬新なデザインで話題になった逸品

「<W★ING>は『悪魔のいけにえ』のレザーフェイスとか、『13日の金曜日』のフレディとかの格好をしたレスラーが、チェーンソーなんかを持って客を追っかけ回したあと、デスマッチをやるっていう。そのノリが小学生マインドにハマって好きだったんですよ。でも、結局、給料未払いが多くて崩壊しちゃう。ちなみに、グッズは植地毅(パンク・バンドのデザイナー、マンガや映画、ゲーム等のマニアとしても著名)さんが手掛けていたんですけど、小学生にとっては高くて持ってるひとが羨ましかったんで、いまここぞとばかりに大人買いしてます」。

サイプレス上野と相方のロベルト吉野のライヴは見事なエンターテイメントである。もしくは、それはプロレスのリングをステージに置き換えたものなのかもしれない。


TEXT: 磯部涼
PHOTO: 寺沢美遊

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