search search

福岡のリアルストリートを 盛り上げる2人キーパーソン

HIPHOPシーンではOLIVE OILや徳利をはじめとしたビートメーカーやラッパーが活躍し、アートシーンはKYNEやWOK22などが国内外でも話題を集め、ファッションシーンではSOPH.の清長浩史のショップをはじめ様々ショップが設立されるなど、今福岡のストリートシーンが感度の高い人々の間で話題を集めている。その勢いに続くように様々なジャンルが盛り上がる中、トレンドに媚びずに自分たちのスタイルを発信しているのがスケートシーンとバイシクルシーンである。ここではそんな中、フォトグラファー兼フィルマーでありながらライダーとしても活動をする2人のアイコンを紹介する。


LATITUDEの主催者で表現者!! スケーター石川誠


福岡天神駅から徒歩5分。フィルマー兼フォトグラファーでスケーターの石川誠さん率いるスケートチームの事務所兼ショップ『LATITUDE』。オープンしたのはちょうど1年前の2017年4月。EVISENやTIGHTBOOTH、QUASIなどの日本屈指のインディペンデントなスケートブランドから、POLARやCODA、5BOROなどの海外の気鋭ブランド、そしてANTIHEROやREALなどの言わずもがなレジェンドブランドなど、スケーターなら納得の取り扱いで福岡のスケートシーンを盛り上げている。これらは全て石川さんがフィルマー兼フォトグラファーとしての活動で繋がった方達のブランドだという。「知ってる人がやっているブランドだから、その背景もわかっていいですよね。この繋がりこそが『LATITUDE』の魅力なんだと思います」


「スケートをはじめてもう15年以上経ちました。カメラと映像はそのちょっとあと。最初は自分の滑っているところを納めたいと思い撮影をはじめたんですけど、自分でカメラを持っちゃうと自分を撮れないですよね(笑)。当たり前なんですけどね。でもそれならカッコイイ作品にしようって思いで本格的に始めたんです。過去にはEVISENのクルーをはじめ色々な人を撮影しましたね。実際にDVDが完成してからは、さらに多くの人を撮影するようになり日本中のいろんなところに行きましたね。その時出会った人には、よく、”ショップやってみれば?”という声も前々からもらっていたので、お店をやろうって思ってからは早かったですね」


『LATITUDE』には様々な意味がある。一般的に英語では緯度という意味であり、それを横ノリと結びつけているそうだ。さらに写真用語では露光の寛容度の意味し、ラテン語では自由という意味を持っている。スケーターとして自由でインディペンデントなメインどを大切にしている石川さんを表している名前だ。『LATITUDE』に来るお客さんはそんな石川さんの考え方に共感している人々が多い。「キッズスケーターもよく来るんです。でも彼らは”デッキが欲しいんだけど、お金がないから古いデッキをください”って言ってくるんです。彼らがどこまでブランドのことや『LATITUDE』のことをわかったいるのかはわからないのですが、チェーン店などに売っているデッキだとダメらしいんです。どういうスケーターがカッコイイのか感覚でわかっているんだと思うんです。そういうお店のカラーをわかってる人がくるのは、やっぱり嬉しいですね」


「福岡ってまだまだ世には知られていないんですけど、カッコイイスケーターやいい写真や映像を撮れるクリエイターもたくさんいるんです。だから僕は『LATITUDE』をベースに、そういう人たちが世に出ていけるようなメディアを作りたいなって思うんです。それが次の目標ですね」



海外と福岡を繋ぐ新世代のピストライダー壱岐成太郎


2人目は、石川誠さんの弟子でもあるフィルマー兼フォトグラファーでピストライダーの壱岐成太郎さん。福岡で『Fish&Chips』、そして全国で活動する『ENISHY』という実力派のピストクルーに所属しながら、自身で映像クルー『devourfilms』を主催し国内外で活躍している。17歳でピストをはじめ、19歳にピストを持ちサンフランシスコへ。日本に戻って来てからは、福岡を拠点に自身でもピストに乗りながら、写真と映像を作り活動している。「19歳の時に自転車を持ってサンフランシスコに行ったんです。2回に分けて、合計で1ヶ月ぐらい行ったんですけど、この期間でできた仲間をもっと知るためにはまだまだ時間が足りないって思ったんです。それで1年間いくことを決意したんです。サンフランシスコのバイシクルシーンの友人たちを写真や映像に納めたいって気持ちが強くなって」


自身で主催する映像クルー『devourfilms』をスタートさせたの6年前ほど。当初は1人での活動だったという。「最初は映像や写真を公開するのに名前があった方がいいなと思い名前を考えたんです。何もわからないところからのスタートだったので”貪る”という意味の『devourfilms』と名乗って作品を公開していたんです。それを見で一緒にやりたいって言ってくれる人が出てきたんです。今は6人ぐらいメンバーがいますが、当初はこんなチームで活動できるとは思ってもいなかったですね」


サンフランシスコでの活動で多くの仲間が増えた壱岐さん。海外から彼を訪ねてくる人も多いという。そういう人たちと福岡でピストのイベントなども積極的に行ってる。「”お前が住んでいる街で一緒にチャリに乗りたい”って言ってくれるような仲間がサンフランシスコにはたくさんいて。1年に何人かは毎年来てくれるんです。過去にはマット・レイズなどの海外のトップライダーを『Fish&Chips』のYSOさんが呼んで日本中のライダーと一緒に大会をしたこともありました。こうやって海外のライダーが来た時は大会の時もあれば、一緒に写真展などを開催したりしています。福岡のシーンと海外のシーンが繋がるキッカケになればと思います」


「ピストバイクに乗るようになって知り合った人ってすごく面白い人が多いんですよ。それに面白いいことがたくさん起こるんです。それを記録に残したいなって思って写真も映像もはじめたんです。福岡の街っていい意味ですごく狭いんです。だからピストがあればすぐにどこでもいけるし、自転車に乗ってなくても会う人や繋がる人が多いんです。サンフランシスコの街に似ているのかもしれないですね。だから人間関係がすごく密接なんですよ。その濃い繋がりだからできる写真や映像を撮り続けたいですね」

 


LATITUDE
〒810-0021
福岡件福岡市中央区今泉1-23-4 remix天神 401
TEL:092-406-4997
営業時間:13:00~21:00 水曜日定休
https://latitude.official.ec/

SHARE

}