search search

GUNHEADに「ZX感」を与えるバイクウェア

音楽とは切断された文脈のファッション

GUNHEADが人知れずチェックしていたのが、バイクグッズ。取材時に着用していたジャケットもバイクウェアのメーカーだ。ミュージシャンなら音楽系もしくはストリート系のファッションに身を包むが、GUNHEADはその文脈とは違ったウェアをまとい、バイクで疾走する。

写真をご覧の通り、車体との相性も抜群だ。

「今着てるのが『カドヤ』。バイク関連では有名な皮革製品のメーカーで、その筋では超老舗で技術力も高いんです。近未来感を押し出したブランド『サイバーネーション』の初期のジャケットなんです」 このジャケットは、過去にバイクに載っていた際に手に入れた逸品だ。

「最初、話のネタで買った感じ(笑)。それから友達に預けちゃったけど。当時サイバーネーションは、それこそ(マンガの)AKIRAを意識しまくりの服を出していて。レオパルドン的には『ZX感がある』って呼んでいるんです。中学生が考えるかっこよさを『Z』や『X』という文字が表していて。『ZX感あるよね』って感じで買いましたね」


プライベート空間で心酔する私服

GUNHEADは音楽の現場ではバイクウェアでは現れることはない。彼にとってのバイクウェアは完全にプライベート用の服。ウェアによってオンとオフを切り替えている。「自分が乗車中の姿は見られないから、バイクを乗る時に見た目を気にしない人が多いんです。僕は、身につけることによって『今ちょっと自分カッコよくなってるんじゃねえ?』『このかっこいいバイクに跨っている俺いけてるよな?』って意識して鼓舞したり。あと、あえて異常に低い姿勢で乗ってみたり(笑)。今のバイクは低い姿勢が取らなくても乗りやすい街乗り仕様になってるんですけどあえて」と、スタイルにこだわる。

自分自身だけでなく、のちのちはバイクの車体も改造していきたいという。「ハンドルを下げてステップを後ろにすることで、かっこよく乗れてる感が強調できるんです。車体に貼ってあるデカールっていうシールを剥がして、誰か知り合いのデザイナーにオリジナルのデザインをしてほしいと思っていますね」。と、まだまだGUNHEADの「ZX感」の追求は始まったばかりだ。


TEXT: 高岡謙太郎
PHOTO: 寺沢美遊

GUNHEAD (HABANERO POSSE)

SHARE

}