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KODE PERSON 歌代ニーナ

インスタグラム攻略法

スタイリスト/ライター/デザイナーなど、多岐に渡って活動する歌代ニーナが手がける、インスタグラマーに成り上がるためのビジュアル解説マニュアル。誰もが何かしらの方法で活用しているインスタグラムというツールは、生活の大きな1部となっている人が多いはず。このマニュアルを身につければ、あなたもきっとインスタグラマーとして飛越できるだろう。


私たちのインスタグラムのアカウントは、フォロワー数や「いいね!」の数によって人に何かしらの”イメージ”を抱かせる。その”イメージ”によってはパーティーに招待されたり、仕事を依頼されたりする。ストリートキャスティングがトレンドであり、インスタグラマーという肩書きが一種の職業として実在するのが現在の世の中では、数字が多いに越したことはない。とはいえ、どうすれば自分のインスタグラムを「フォローする」ボタンを押したくなるようなアカウントにするのかがなかなか掴めないところだ。その悩みを解決する攻略法がこちらである。

今やビジネスツールとなっているインスタグラム。数字や投稿写真のテンション、投稿頻度、誰にフォローされているのかで、知らずとさまざまなレッテルを貼りあっている私たち。フォロワー数が多ければ「この人有名なんだ」はもちろんのこと、ストーリーの更新頻度が高かったら「暇なんだ」やブランドものを多々身につけていたら「稼いでるんだ」などと思わせ、人に自分のイメージを植え付けている。このアプリで発信されるものが重要視されている今、直接人と会わずとも自分を知ってもらうことができる。他人を知ることもできる。簡単にDMを送って交流を持つこともできる。そしてお金に変換することができる。

自分のアカウントは自分が100%自由にコントロールできる自己発信の場だ。各々が発信するものを誰も批評する資格を持っていないにも関わらず、みな認識していてもいなくても勝手に批評する。インスタグラムのアカウントを作った段階で、生身の世界とはまた別の空間で人目に自分を晒すことを理解しておく必要がある。インスタグラムの世界は不特定多数の匿名の人たちとの心理戦でしかない。私たちは自分の虚像を創り上げ、他人の虚像と交流させている。インスタグラム外でも繋がっている現実世界の友達も、インスタグラム上では他の虚像たちより距離が近い、いわば”虚像マブダチ”であるだけだ。

インスタグラムに当てられるスポットライトが強くなればなるほど、現実での誰かとその人のインスタグラムペルソナとの境界線が分からなくなってしまうようだ。裏を返せば、この空っぽな虚像で人に好意を寄せてもらえたり、何か仕事がもらえたりするように仕向けられるのだ。こんなにオイシイ話はない。泣いても笑っても、我々が生きている今はサイバー社会なのだ。そこで、弱肉強食のシビアなインスタグラム界を攻略する術を少し紹介しよう。自分が目指すインスタグラマーのタイプや、投稿したい写真を下記より見つけて、是非参考にしてくださいませ。


<左>
・パジャマやベッドなど、なかなか人に見せない場面の写真を投稿すること。
・毎日飲み歩いているのではなく、家でしっぽり過ごしていることをアピールすること。
・ダボダボのシルエットの服を着て、露骨な体の露出は控えること。
・上目遣いをして目を大きく、顔を小さく、肌を綺麗に加工すること。
・キャプションは独り言のような呟きを載せること。

<右>
・派手な色や柄のアイテムを着ること。 ・服が映えるように、シンプルな背景で写真を撮ること。
・着ている服が全て見えるようにすること(コートの肩を抜くなど)。
・棒立ちなど、あまり力んでないように見えるポーズにすること。
・着ている服のブランドは全てタグ付けすること。


<左>
・毎日欠かさず彼氏に写真を撮ってもらうこと。
・脚を長くして、顔を小さくなるように写真を加工すること。
・歩いたり、目線をカメラから外したりして、不意打ちの写真に見えるようにすること。
・#ootd #fashion などのファッション系のハッシュタグをつけること。
・今日の予定などをキャプションに入れて、日記のようにすること。

<右>
・ブランドのプレスに何か投稿してほしいとギフティングを持ちかけられたら必ず引き受けること。
・貰ったら早急に投稿すること。
・自分の顔も写した写真を撮ること。
・「ありがとうございます」など貰ったことが分かるキャプションはプレスに嫌がられるので控えること。
・また何か貰えるように、ポジティブなキャプションと正式ハッシュタグを付け、タグ付けすること。


<左>
・何かしらの撮影の被写体になったら、必ず写真を投稿すること。
・自分が写真を撮られている場やスタイリングされている場を第三者に撮ってもらうこと。
・「coming soon」などの期待を乞うキャプションをつけること。
・写真が公開される時期も可能な限り匂わせること。
・自分の名前のハッシュタグを付けること。

<右>
・ジムやヨガなど、自分磨きをしていることを見せること。
・「腹筋が割れてきた」など、効果を報告すること。
・ぴったりしたジムウェアを着ること。
・身体の線が見える角度から写真を撮ること。
・髪の毛をアップにして目尻を緩め、たれ目加工をすること。


<左>
・パーティーに招待されたら必ず目立つ格好をして行くこと。
・フォトコールで必ず写真を撮ってもらうこと。
・リアルタイムで写真を投稿すること。
・ブランド名やそのパーティー専用のハッシュタグをつけて投稿すること。
・パーティーの感想を述べること。

<右>
・フォロワーが多い人と積極的に会うこと。
・一緒にご飯を食べたり、どこかで遭遇したら必ず一緒に写真を撮って投稿すること。
・仲良く見えるように肩や腕を組むこと。
・キャプションはファンのように相手を上に持ち上げるものではなく、対等な感じがするものにすること。
・相手の顔の写りよりも自分の写りを気にすること。


目指せインスタグラマー!!!!!!
VIVA INSTAGRAM!!!!!!


CREATIVE DIRECTION : NINA UTASHIRO
PHOTO : HIROTSUGU
SODA EDIT & TEXT : KODE 編集部

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