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気鋭のデザイナー、VERDYのデザインがストリートで愛される理由。

東京のストリートシーンを中心に国内外で人気を博し、常に話題性と長蛇の列を生み出すブランド〈WASTED YOUTH〉。デザイナーを務めるVERDYはVK DESIGN WORKSに所属するイラストレーター兼グラフィックデザイナーとしてグローバルに活動する一方で、昨年より同ブランドを始動させた。その影響力はファッション感度の高いユースたちもさることながら、バンドシーンや業界関係者、さらには国内外のアーティストへも波及している。そんな破竹の勢いで躍進を遂げる気鋭のデザイナーVERDYと彼の手掛けるデザインが愛される理由について迫った。


ーまずはVERDYさんがイラストやグラフィックを手掛けるようになったきっかけから教えてもらえますか?

『学生時代からストリートのファッションやカルチャーが好きで、同時にパンクやロックなどのバンドシーンの音楽も追いかけていて、徐々にデザインに対して興味を持つようになったんです。初めは遊び感覚でイラストを描いていたんですが、それから自然と仲の良いバンドのCDやフライヤーのアートワークを手伝うようになって、少しづつ自分の作品として人の目に触れられるようになったんですよね』。


ー当時の音楽業界はCDが売れなくなり、今まで以上にライブや物販に力を入れ始めた時期でもありましたよね。

『そうなんです。それから口コミや紹介などもあって、色んなバンドのアートワークを手掛けるようになり、ライブやフェスなどのイベントでもライブペイントをするようになったりと徐々にデザインを生業とした生活が始まっていきました。そして震災のあった翌年、本格的にグラフィックデザイナーとして活動していくためにも拠点を東京に移そうと思ったんです。当時付き合っていた彼女とも結婚し、覚悟を決めて上京しました』。


ー上京してからは、具体的にはどんな活動をされていたんですか?

『大阪時代に今もビジネスパートナーであるデザイナーと一緒に「VK DESIGN WORKS」というグラフィックレーベルを始めたんですが、その活動を通して東京でもバンドシーンを中心としたアートワークなどを手掛けていたのですが、ある時もっと自分の仕事に可能性を持たせられないかと考えるようになったんです。CDのジャケとかだと、デザインワークとしてはクレジットが載ることは少なくて、新しい仕事へ繋がる機会が少なかったんです』。


ーなるほど。その現状から如何にして糸口を見出していったのですか?

『一番の分岐点になったのは、3年前にLAの〈CARROTS by ANWAR CARROTS〉とコラボレーションした時だと思います。きっかけは大阪時代に親交のあった海外のデザイナーに紹介され、オファーを受けたんです。当時は日本の若い子たちがLAのカルチャーに関心を持っていた時期で、そのタイミングと重なって、いざLAやSFでアイテムが発売されたら、予想以上の反響がありました。そこからファッション業界の人ともお仕事をしていくようになりました』。


ー海外が先だったんですね。それから自身のブランドとして〈WASTED YOUTH〉が動き始めると。

『ブランド化する前に日本でも「BEAMS T」や「ABOUT LIFE COFFEE BREWERS」でポップアップイベントを開いたんですが、これは僕自身のパーソナルな活動とは異なる表現として活動したいと思って、ブランドにすることになったんです』。


ー日本語訳すると“無駄に過ごした青春”。改めて良いブランド名ですね。

『僕自身、今も信念として持っているのは、経験以上に自分を成長させてくれるものはないという考え方なんですよね。若い時って色々失敗するじゃないですか? 友達と喧嘩したり、お酒で迷惑をかけたり、ちょっと悪いことに憧れたり。でもそういう経験が決して無駄ではないっていうことをグラフィックを通して表現したかったんです。だから実は僕がこのブランドを通して伝えたいことって青春は無駄なんかじゃないっていうことなんです。一見矛盾しているように思われるかもしれないけど、それこそが僕が問い掛けたテーマ(=ブランド名)に対するアンサー(=表現)なんですよね』。


ー〈WASTED YOUTH〉の魅力って、ストリートを少しでもかじってきた人なら老若男女に誰もが反応してしまう、そのアイコニックなロゴやグラフィックにあると感じていました。けれど、もしかしたらそんな隠れたメッセージに対しても知らぬうちに共感している人もいるのかもしれないですね。


『ブランドとして表現していく上で、沢山の人に共感してもらえるグラフィックにしたいという思いがありました。だからこそ定期的にアイテムをリリースするのではなく、良いアイデアやインスピレーションが生まれた時に突発的に作品を発表する感覚でアイテムを作るようにしているんです。だから実は〈WASTED YOUTH〉ではカラバリやアイテムの種類は沢山あるけど、デザインの型数とかはそこまで多くないんですよね』。


ー確かに言われてみたらそうですね。でもそれが逆にブランドの価値を高めているようにも感じます。

『今はそこまで意識していないですけど、結果的にはそうなっているのかもしれないですね。今後はブランドの方向性を考えた時に少しずつ意識していきたいなとは思いますけど、今はとにかく忙しくてなかなか新しいアイテムを出せないというのが現状なんですよね。今年もすでにいくつかプロジェクトが動き出していて、楽しみながらも時間に追われてしまっている事実は否めないです(笑)』。


ー最後にVERDYさん自身、またブランドを通しての今後の展望を教えてください。

『そこまで先のことはイメージできないんですけど、今年は個展やポップアップをベースにブランドを展開していけたらと思っています。あとは僕がそうしてもらってきたように若いスケーターやバンドマンをしっかりとサポートできるようにしたいですね』。



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【応募対象者】
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【当選者数】
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【応募期間】
1/31 (水)~2/11 (日) 23:59

【当選発表】
発表は発送を持って代えさせていただきます。

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