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ストリートの中心でWisdom Toolをオーダーする

カルチャーを愛しむ裏原から
個性に寄り添うカッティングを



ストリートを歩けば、どの街もHYPEなヘッズたちが旬なブランドを堂々と着飾って、今日、日本のストリートファッションは地球上のどのローカルにも引けをとらない、押しも押されもせぬ最注目スポットとして君臨する。けれど、そんなシーンを最先端で築き上げた彼の人たちは、これからどこに向かっていくのだろうか。カルチャーの中心からストリートを見渡して、その実は、きっと一軒のビスポークテーラーにあるのかもしれない。


カルチャーがある場所でのオーダーメイドへの挑戦

原宿・神宮前というストリートカルチャーの中心で、オーダーメイドによるスーツを展開するビスポークテーラー『Wisdom Tool』が、去る夏にオープンした。周囲にはストリートブランドや、一時代を築いてきた古着屋、フィンガーフードのポップな店が広がる中で、行き交う人々のファッションもまさしくストリートのそれだ。実はこの辺り、古くからファッション関係のアトリエやオフィスがひっそりと居並ぶ、ごく感度の高い人々が行き交う通りでもある。仕事終わりのアパレル、PR関係の人々が多く出歩くからこそ、古着は認知され、新たなるブランドの才能は彼らを媒介して世界へ飛び立とうとする。そんな裏原宿のもっと裏、『Wisdom Tool』は、カルチャーが生まれるこの場所から、どうしてオーダースーツというスタイルのショップを拓いたのだろうか。テーラーの高橋 康太朗さんとビスポークしてみよう。


− どうして今、原宿というストリートカルチャーの真ん中でビスポークテーラーをはじめたのですか?

「実は僕がこの場所でやりたいと言った時に、はじめはすごく周りからは反対されたんです。ですけど、僕としてはこの辺にいる人たちの方が物を大切にしているんじゃないかと思うんですよね。例えば、バイクに凝って可愛がったり、スケーターの人たちでもそうですし、洋服に関してもそうですよね。しっかりと物を買って、それを大切に着る人たちなので、物に価値を感じてもらえるのではないかと思ったんです。物を買うまでの自分の経験を大切にしている人が多いですよね。」


賢者たちの道具

オーダーして作ってもらう物が中心となる『Wisdom Tool』。訪れる人に時間をかけて、じっくりと楽しんで欲しいとの想いから、来店は予約制をとっているが、オーダーやアポイントのことなどは気にせずに気軽に訪れて欲しい。スーツやシャツのオーダーはもちろん、時計やピンなど、アンティークのアクセサリーも充実している。そして店内で一際目につく盆栽は、『濵本峰松園』の濵本 祐介さんによるもので、この場所に限り販売もしている物だ。


オーダーを楽しむひととき

基本に忠実な型紙のとり方、カッティングで体をトレースするオーダーというファッションスタイルは、実際にどのように進められて行くのか。『Wisdom Tool』とも縁の深い永瀬 匡さんがオーダーする流れを追いかけてみたい。決してフォーマルなだけではない、個々のファッションやスタイルにとっての大いなる可能性をリアルに受けとって欲しい。


− デザインや希望をオーダーする時のヒントはありますか?

「まず、どういう場面で着たいのかを聞きますね。仕事で着るのか、結婚式で着るのか、それとも遊びの時間に着るのか、それぞれによって提案するものが変わります。僕からのお話しというよりも、その人が、どうやって着たいのか、どういったシーンで使いたいのかなどの、その人の普段の生活のお話しから、僕の提案ははじまります。お話しをさせてもらって、スタイルや上品な着こなし方を提案したり、生地の柄やサイズ感を提案することもありますし、カジュアルに着たいという方のためにポップな感じにすることもできます。」


− 服作りを通して大切にしていることは?

「やっぱり着て頂ける人が一番です。作る側の話しだと、縫ってもらう職人さんと直接会いにいって、しっかり話すということですね。職人さんがルーティンで仕事をこなすんじゃなくて、一着一着をきちんと違う頭で考えられるかということを見ています。今、一緒にやっているのはすごく生産数の少ないところなんですが、一着一着にすごく時間をかけていて、みんなで熱心に取り組んでいる職人さんたちです。もちろん技術も素晴らしいんですが、すごく人が良いんです。」


“自分”を着るというこれからのファッションに

仕上がる一着はもちろんだが、テーラーさんとお話をして、オーダーをするという行為そのものが、クラシックで上質なスタイルにつながっている。吊るしのファッションにも、自分だけのカッティングが施された一着にも、共通するものは“自分らしさ”をブランドではなくて、自分自身のスタイルに求めることにある。


− 『Wisdom Tool』からファッションシーンに提案したいことはありますか?

「新しいことをやりたいということや、世に何かを伝えたいということは、正直に言うと、実はないんです。それより、来てくれた人に、僕がどうやって、何ができるのかということを毎日考えています。仕入れにしても何をしても、来てくれる人に対して何ができるかということが一番大切だと思っています。」


− オーダーするということの魅力は?

「すごく時間がかかることと、少しお金もかかります。それでも、その時間を楽しむことや、仕上がりを待っている間に想像するということですよね。あと、僕とお話しさせて頂いて、一緒に物を作るということ。ただ単に物を買うのではなくて、一緒に話をしながら相談して、生地のことだったり、サイズを決めていく楽しさを知って欲しいですね。」


『Wisdom Tool』が向かう先

原宿というストリートの中心でビスポークテーラーを興した高橋さんは、この場所を訪れる人々との会話を通して、その人一人一人と寄り添う。お話しをして、フィッティングをして、型紙を引くことが、究極の一着と、最高の時間を楽しむスタイルにつながっている。ただ、高橋さんはオーダーすること自体と今の形を完全だとは決めてはいない。オーダーした一着が仕上がるまでの作業の一つ一つを、それぞれが得意な人が集まって作り上げることが、より良い関係になると続ける。

「将来的にはいつかはチームを作って、全員で一着を作りたいですね。確かに一人ですべてできれば良いのですが、得意なことがある人が集まってチームを組んでやれば、お互いに理解しあったチームになるんじゃないかなと思います。助け合えば勉強にもなりますよね。」


はじまったばかりの『Wisdom Tool』の挑戦。
ストリートカルチャーの中心からファッションの新しい“MIND”が動き出している。

原宿・神宮前から発信される『Wisdom Tool』のオーダーメイドの心。一着一着を、お客さんとの会話からはじめて、体と心にぴったりと寄り添うビスポークテーラーの着心地は、ほかには絶対にない自分らしさを身にまとうことにつながる。

高橋さんとのお話しからオーダーメイドで作られるシャツをKODE読者から限定50名にプレゼント!究極の一着、空間、そして過ごす時間、そのすべてを体験して、新たなる自分のスタイルを身につけて欲しい。


詳細はKODEメンバーに登録/ログインしてチェック。




Wisdom Tool
www.wisdomtool.info
東京都渋谷区神宮前2-31-8 3F
03-4400-6405
月〜金 / 11:00 – 22:00
土日祝 / 11:00 – 22:00

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