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WONKが考えるパフォーマンス・スタイル

2016年9月に1stアルバム「Sphere」をリリースするや否や、瞬く間に注目を集めるようになった”エクスペリメンタル・ソウルバンド”、WONK。ジャズやソウル、ヒップホップなどブラック・ミュージックにカテゴライズされるジャンルの要素をミックスし、独自の世界観を醸し出している。その音楽の独創性の高さも話題だが、KODEでは彼らのパフォーマンスにおけるファッションに注目し、その思想についてインタビューを行った。

メンバー: 長塚健斗(Vo)、江﨑文武(Key)、井上幹(Ba)、荒田洸(Dr)


ー 今、格好良いと思うものを


いわゆるジャズのライブといえば、Blue NoteやBillbord Liveに連想されるような観客もドレスコードを求められるフォーマルなファッションを想起する人も多いだろう。パフォーマーは「スーツに革靴を履き、カッチリとした出で立ちで登場」といったように。しかし、WONKはそうした型にははまらないスタイルを貫いている。そこには何か信念のようなものがあるのだろうか?

「特に何か目的があるわけではなく、これが普段のスタイルだから、ですかね。シナトラ(フランク・シナトラ)とかもそうだけど、当時はタイトなスーツスタイルが流行ってたから着てたんじゃないかな。」(長塚)「その当時のジャズは最先端の音楽だったから、最先端のファッション(=スーツ)をしていたんだと思う。」(井上)


演奏場所に左右されることはあれども、ジャズを演る・聴くということにおいてフォーマルなスタイルがマストなわけではない。その時代にクールだと感じるものを単純に着ているだけ。そして全員が統一されたファッションであるべきでもないと考えている。各々が好きなスタイルを身にまとうのが、WONK世代のやり方なのだろう。


ー いつも身につけてるものはライブでも変わらない


演奏時もファッションは普段通りだというWONKだが、ライブで意識して取り入れているアイテムはないのだろうか?

「うーん...キャップですかね。いや、でもいつも被ってるからってだけですね(笑)」(荒田)その言葉通り、インタビュー当日はJazzy Sportのキャップをチョイスしていた。彼は「Vansしか履かない」という強いこだわりを持ち、もともと好きだというストリート・スタイルに身を包んでいる。一方で、江﨑は「昔からトラッドが好き」だと話し、なんと中学時代からセットアップを好んで着ていたという。


ー それぞれの得意分野で新たな挑戦を


2017年2月5日に新たなアパレルラインをローンチすると発表したWONKの所属レーベルepistrophだが、今後は「動画、ラジオといったメディア配信や飲食事業にも積極的にトライしていきたい」と語る。パラレル・キャリアと呼ばれる、同時に複数の仕事を行うスタイルが昨今話題になっているが、WONKメンバーも同様の動きを考えているようだ。それぞれの経験や興味、特性を活かし、今後さらに活動の場を広げていくだろうWONK。ファンの想像を越えるであろう次なる動きに目が離せない。

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