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COMMON PERSON

-あのクリエイターの“衣・食・音”-

様々な分野の第一線で活躍するクリエイターたちが思い入れを持つ特別な場所。
そこには衣・食・音をキーワードに、クリエイションが生まれるインスピレーションがあった。
彼らの声を訊きながら、その着想のヒントを紐解いていく。
荒木 塁さん
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祐天寺
FASHION

専属のヘアスタイリストという関係として、あるいは共にハングアウトするスケート仲間として、さらには自身が手掛けるブランドの展示会を行う場所としても所縁のあるお店が「Guru’s Cut & Stand」。ここもオープン当初から親交のある荒木さんにとってかけがえのない思い入れがあるお店だ。祐天寺の駅から程近い場所に構えて今年で8年。当初は働くスタッフが全員スケーターという異色さが話題を呼び、国内外からスケーターがこぞって集まるカルチャースポットでもあった。しかし最近では、そうしたスケーターなどに混じって、近所に住む学生や年配のお客さん、さらには若い女性からも支持されるようになり、気がつけばスタッフの人数も今では10人近くになる大所帯に。そんな祐天寺を代表するサロンとして確固たる地位を確立した同店へ寄せる想いを荒木さんに訊いてみた。

「オーナーの久保くんとは、彼がGuru’s Cut & Standを立ち上げる前に恵比寿のバーで共通の知人に紹介してもらったことがきっかけで仲良くなったんです。久保くんは全くお酒が飲めないんですけど、お互い年齢も近く、スケーター同士ということもあってすぐに意気投合し、オープン当初からずっと髪を切ってもらうようになり、その頃からスケートも一緒にするようになったんですよね。それからGuru’s Cut & Stand がNYのニューススタンドを見立てていたこともあって、アイテムを取り扱ってもらうようになったり、僕が撮影した写真を毎年アニバーサリーの時期に飾ってもらうようになったりと付き合いも深くなり、今に至る感じですね」。そう嬉しそうに語る荒木さんと久保さんは出会ってから10年近い間柄。同世代の同志とも呼べる中で公私ともに親交を持つようになる。

「僕と久保くんの個人的な繋がりももちろんあるし、スタッフみんなスケーターなのでとてもフレンドリーに接してくれるんですよね。そうした雰囲気の美容室って東京では今までなかったし、お店にやってくるお客さんも友達が多かったりするんですよね。だから感覚としては溜まり場に遊びに行って、情報交換をしたり、他愛もない話をしたり、ラフに足を運べるのが嬉しいですよね」。かつてNYのバーバーショップがローカルの人たちの情報交換の場として発展したように、スケートを軸にしたコミュニティのハブスポットとして知られるようになった「Guru’s Cut & Stand」。荒木さんが足繁く通う理由は、まさにそこにある。

「最近はスケートだけでなくブランドの活動や撮影で海外に行くことも多くなり、なかなか昔ほど頻繁には通えてはないですけど、それでも久保くんにはタイミングが合うときに連絡を取り合って、自宅で髪を切ってもらったりしているんですよね。そのときもやっぱり会話のほとんどがスケート。あとは写真の話も多いかな。そうやって自然と話した会話から仕事に繋がったり、お互いのコミュニティが広がっていくこともあるから面白いですよね。また近々みんなでハングアウトしに行きたいですね」。

2018.4.13

  • shop photo

SHOP INFO

Guru’s Cut & Stand

〒153-0052
東京都目黒区祐天寺1-22-10
TEL:03-6412-8953
営業時間:11:00~21:00 水曜定休日
http://www.gurus-cut.com

荒木 塁
荒木 塁

プロスケーター。2006年に盟友であるプロスケーターの大矢尚孝と共にブランド〈L.I.F.E〉を始動。またプロスケーターでありながら、国内外の様々な土地へ赴き、ランドスケープやポートレートの撮影を行う写真家として定期的に個展を開催し精力的に活動する。今年2月には、親交の深い香港のスケートブランド〈Victoria〉からゲストアーティストボードをリリースし、東京、香港でそれぞれエキシビジョンも開催する予定だ。

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