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COMMON PERSON

-あのクリエイターの“衣・食・音”-

様々な分野の第一線で活躍するクリエイターたちが思い入れを持つ特別な場所。
そこには衣・食・音をキーワードに、クリエイションが生まれるインスピレーションがあった。
彼らの声を訊きながら、その着想のヒントを紐解いていく。
今野 直隆さん
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日本橋
MUSIC

ここ数年、急激に増えつつあるゲストハウスやホステルといった新しいスタイルの宿泊施設。近年、アジア圏内の観光客の増加や2020年に開催する東京オリンピックに向けた取り組みの一環がその要因としてありつつも、インバウンドビジネス以外にも日本人に向けたコンテンツも多く、国内でも徐々に浸透していっている模様。今回今野さんが選んだ音を感じるスポットも、今年日本橋にできたばかりの「CITAN-Hostel, Cafe, Bar, Dining-」という名の複合型のホステルだ。渋谷を中心としたエリアを主な生息地としている今野さんからすると意外でもあるこの場所。ただ視点を変えていると、海外からの旅行客などが東京の入り口とするハブスポットして近年賑わいを誇っているそう。「普段はあまり馴染みのない街なんですけど、昔からの友人でもある人間がここのラウンジ事業にも携わっていたりして、足を運ぶ目的ができたんですよね。街自体の雰囲気もいつも遊んでいるところとは違い、ビジネスマンや大人な人が多い印象。それはそれで新鮮さもあって、悪くないですよね」。

宿泊施設として利用できることはもちろんのこと、カフェやレストラン、ラウンジ&バーなどのみの利用も可能で、週末ともなれば著名なDJ陣を募って、クラブイベントさながらの催しを行っているのも、同店ならではの大きな魅力でもある。「昔は飲みに行くとしたらクラブの一択でしたけど、歳を重ねていくにつれて、洒落たバーやホテルのラウンジで一杯ひっかけるのも居心地良くなってきました。テキーラのショットをみんなでワイワイ飲むっていうよりは、しっぽりウィスキーを飲む感じですかね。落ち着いて上質な音が聴けるっていうのも良いですよね」。

今野さん自身、これまでに都内のクラブや野外でのフェスなど数々のビックイベントを演出してきた実績もあり、今後もブランドの活動とは別にイベントのオーガナイズも行っていく意思はあるそう。その上で上質な音を提供しているか否かは重要なファクターとなってくる。「昔から好きだったゴリゴリのHIPHOPが流れるハコだったり、いつも行っているクラブは毎週行きすぎて少し飽きてきて(笑)、僕自身も聞く音楽や遊ぶ仲間が少しづつ変わってきていることもあって、今は僕ら世代の大人が楽しめるイベントをやりたいなって思っているんです。それこそこの前イベントをやったTRUNK HOTELやこのCITANは客層もクラブの時とはまた違って面白いなって思いますけどね」。

さらに最近では特に様々な国へと出向く機会が多くなったという今野さん。海外では主流となっているホステルを実際に現地で目の当たりにしたことで、随分と意識も変わってきたのではないだろうか。「仕事でクライアントに招かれた場合は、いわゆるラグジュアリーなホテルとかがやっぱり多いんですけど、普通に街を歩いていたりするとよく見かけますし、流行っているのは実感しますね。文化や環境の違いはもちろんあると思いますけど、本来はやり方次第ではもっとラフに楽しめる場所なんですよね、ホテルって。今後こうした場所が増えれば僕自身も活用する機会は増えると思います。実際平日とかのこうした雰囲気だったら、仕事の人を連れてきてミーティングをしたり、商談とかで使っても良いかもしれないですし。若い男の子だったら無理して女の子を誘ってもカッコつくと思いますよ(笑)」。

2018.04.06

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SHOP INFO

CITAN-Hostel, Cafe, Bar, Dining-

〒103-0011
東京都中央区日本橋大伝馬町15-2
TEL:03-6661-7559
営業時間:20:00~23:00(DJ TIME)/18:00~0:30(BAR&DINING)
https://backpackersjapan.co.jp/citan/bardining

大田 由香梨
今野 直隆

ブランドデザイナー。2011年に自身のブランドとなる〈MAGIC STICK〉を始動させる。さらに国内外の強いコネクションを活用し、多くのイベントやアーティスト招聘、コラボレーションを実現。近年では海外の展示会にも積極的に出展し、国内外で高い評価を獲得。今年〈NIKE〉やロシア大使館とのプロジェクトにも参加し、その活動は多岐に渡る。

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