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COMMON PERSON

-あのクリエイターの“衣・食・音”-

様々な分野の第一線で活躍するクリエイターたちが思い入れを持つ特別な場所。
そこには衣・食・音をキーワードに、クリエイションが生まれるインスピレーションがあった。
彼らの声を訊きながら、その着想のヒントを紐解いていく。
内野 洋平さん
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恵比寿
MUSIC

恵比寿の駅前やメインストリートから離れ、裏通りの路地に面した一軒のお店が、内野さんが事あるごとに訪れるという隠れ家的バーの「EBISUBASHI 珊瑚」。店内はカウンターとテーブル席、さらにはテラス席も備えられ、充実したアルコール類がラインナップしている。入り口左手には、壁面を埋めるラックに膨大な本やアートが飾られ、カフェのような雰囲気も演出してくれる。そして驚くべきは、この本棚の一部を押すと隠し扉になっており、地下には貸切専用の個室が突如として現れる。こうした気の利いた仕掛けが内野さんを始め、訪れるお客さんの遊び心をくすぐるのだろう。

「ここは僕が上京してからプロになるまでずっと目をかけてくれていた師匠のような存在でもあるプロBMXライダーの田中光太郎さんに連れてきてもらったのがきっかけで、通うようになったお店です。少し前までは後輩のBMXライダーがバイトで働いていたり、なにかとBMXとの繋がりも深いお店なんですよね。オーナー含めスタッフの人たちも皆男臭くて、気兼ねなく付き合えるのが良いんです」。お酒好きでもある内野さんが大会前のストイックな生活を終えて解放される時、あるいは慕っている後輩やスポンサーの仲間たちと飲みに出かける際に使うことが多いそう。

「僕ってアスリートみたいなイメージを持たれがちなんですけど、マインドもライフスタイルも完全にストリートなんですよね。今でも昔のように朝まで飲みに行ったりしますし、若いBMXライダーの子たちと遊んだりもする。そうやって過ごしている方が例えプロとはいえ、BMXライダーとしては自然だと思うし、ストレスなく健全でいられるんです。でもやる時はやらないといけないんだっていうメリハリはきちんとこれからの世代に見せてあげないといけないですけどね。そういう姿勢をこうしたお店でのしっかり伝えるのも意識してやっています」。そう語る内野さんの言葉からは、初心を忘れることなく、そして常にBMXシーンへの責任を感じ取ることができる。

「ここでのオススメは何と言ってもレッドブルモヒート。多分日本で他に飲めるところはほとんどないんじゃないですかね。それくらい珍しいんですけど、めちゃくちゃ美味しいんです。すっきりとしたのど越しで飲みやすくて、グイグイいっちゃうんですよね。もしレッドブルモヒートが飲みたくなったら、ここにふらっと遊びに来てみてください」。

2018.4.13

  • shop photo

SHOP INFO

EBISUBASHI珊瑚

〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿1-16-18
TEL:03-6450-3348
営業時間:月-金11:30~14:00 / 17:00~24:00
土17:00~24:00 /日17:00~23:00

内野 洋平
内野 洋平

プロBMXライダー。日本が誇るトップライダーとして2008年の世界選手権で優勝して以降、通算5度に渡り世界タイトルを獲得。2012年にはアメリカのトランスワールド社が主催する、「NORA CUP」にて最優秀選手賞を受賞するなど輝かしい功績を残す。さらに “ウッチー スピン”と呼ばれる代名詞的なトリックを持ち、国内外で大きな話題を呼び、現在国内で最も多くのスポンサーを抱える。さらにその傍らで、2013年から自らが主宰となるBMXの世界選手権 「FLAT ARK」を地元で神戸で開催。昨年からスケート部門となる「SKATE ARK」も設け、スケートとBMXの両軸で大会を運営する。

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